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LINE公式アカウントの運用方法とは?ECサイトの売上アップに繋げる方法

LINE公式アカウントの運用でECサイトの新規顧客獲得を狙いたい方に向けて、具体的な活用方法や、運用を成功させるポイントを解説します。費用対効果の高い施策を実行したい方は、ぜひ当記事の情報をお役立てください。

ECサイトでLINE公式アカウントの運用を成功させるには、目的に合わせたKPIの設定、メッセージのパーソナライズ化が重要になります。

AnyMind Group」では、ECサイトにおけるLINE公式アカウントの運用に精通したスペシャリストによる、LINE運用代行サービスを提供しています。

LINE公式アカウントやLINE広告を活用した集客を検討されている方、LINE広告の効果を最大化したい方は、ぜひ「AnyMind Group」にご相談ください。

自社ECサイトの新規顧客獲得に向けて、できるだけ費用対効果の高い施策を実行したいと考えるECサイト運営者様も多いのではないでしょうか。

LINEは、家族や友人とのコミュニケーションツールとして広く認知されていますが、ECサイトにおいては、幅広い世代のユーザーにアプローチできるチャネルとして重要性が増しています。

当記事では、ECサイト運営者がLINE公式アカウントを開設するメリットや各種機能、運用方法について解説しています。

この記事でわかること
・LINE公式アカウントを運用するメリット
・LINE公式アカウントの運用を成功させるポイント
・LINE公式アカウントの便利な機能

こんな方におすすめ
・LINE公式アカウントの運用でECサイトの新規顧客獲得を狙いたい
・LINE公式アカウントを導入したいが自社にノウハウがない
・LINE公式アカウントの効果的な活用方法が知りたい

1. LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントは、私たちが普段使っているLINEアプリのビジネス版で、メールマガジンのように集客や販促、コミュニケーションツールとして活用することができます。

プッシュ通知でメッセージを送ることができるため、お客様に気づいてもらいやすく、到達率が非常に優れています。

近年においては、スマートフォンで情報を収集し、ECサイトで商品を購入したりする消費行動が当たり前にみられるようになりました。その点、LINEはスマートフォンアプリのため、消費行動の変化にも対応できるツールとしてビジネスでも重宝されています。

LINEではスタンプや画像、動画、音声の配信も可能なため、メールマガジンよりも表現方法が多様です。クーポンやアンケート機能、配信効果の分析など、自社商品・サービスの販促ツールとして活用できる機能も充実しています。

さらに近年では、チャットボットを使って顧客サポートや商品販売を促進する「チャットコマース」という概念が注目されています。

LINE公式アカウントのチャット機能を活用すれば、遠距離にいるユーザーとのコミュニケーションや、チャットボットの作成による対応の自動化も可能です。

2. LINE公式アカウントで出来ること

LINE公式アカウントには、便利な機能が複数備わっています。メッセージ配信機能から外部サービスとの連携まで、基本的な使い方を解説します。

2-1. メッセージ配信

公式アカウントの「友だち」に登録された顧客へ、テキスト・画像・動画などのさまざまな種類のメッセージを配信できます。

配信日時のほか、属性によるフィルタリングで配信する友だちの数を調整することも可能です。

2-2. チャット機能

LINEチャットは、チャットメッセージやスタンプを送ったLINEの「友だち」と個別にチャットができる機能です。

日常生活でLINEを使用するときと同じ感覚で、簡単に自社の顧客とチャットができるようになっています。

2-3. タイムライン投稿

LINE公式アカウントのタイムライン(フィード)には、メッセージ・写真・テキストなどを投稿することができます。

新商品販売のお知らせやキャンペーンの告知、Webサイトや店舗への誘導を目的としたブログ的な記事の投稿が可能です。

2-4. クーポン配布

クーポン配信は、「LINE公式アカウントの友だちのみ」「全員に公開」の2つの範囲を設定できます。

より広い範囲に配信したい場合は、公開に設定することで「友だち」ではないアカウントにも配信することが可能になります。ECサイトのセッション数を増やしたい場合に便利な機能です。

2-5. リッチメニュー

リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面の下部に表示できるメニューで、クーポンや特典を頻繁に更新することができます。

ECサイトやその他オウンドメディアのURLを掲載できるため、さりげなくリンク先への移動を促したい場合に有効です。

2-6. アカウント分析

LINE公式アカウントの管理画面には、メッセージの反響や友だち登録の増加などを分析できる機能があります。

特に、友だち登録の追加経路や配信されたメッセージの開封率、ブロックされたメッセージの数などは、ECサイトの集客施策において重要な指標となります。

2-7. リサーチ

リサーチは、LINEで「友だち」にアンケートを実施し、ユーザーの嗜好や意見を収集できる機能です。

アンケートは「単数回答」と「複数回答」を選択できますが、認証済みアカウントであれば、「自由回答」の質問を作成することも可能です。

2-8. ショップカードの作成

ショップカードは、店舗に来店した際にポイントを貯めるのに便利です。

店舗カードが財布の中で邪魔になったり、来店時に忘れられたりといったトラブルにも対応できるのが魅力です。

実店舗がある場合は、紙媒体のカードを用意する必要がないのと同時に、顧客にスムーズに友だち登録を促すことができます。

2-9. 外部サービスとの連携

LINE公式アカウントは、より効率的・効果的にアカウントを運用するために開発されたシステムと連携することが可能です。

例えば、2020年6月15日には、LINEでのマーケティングを自動化できる「Lメッセージ」がサービスを開始しました。

シンプルな操作で顧客とのコミュニケーションを強化できるため、積極的に活用しましょう。

3. LINE公式アカウントを運用するメリット

ECサイトでLINE公式アカウントが重宝されている背景には、大きく3つのメリットがあります。

3-1. 幅広い世代のユーザーをターゲットにできる

他のツールに比べて、LINEは日本国内でも圧倒的なユーザー数を誇るため、LINEでしか連絡が取れないユーザーも多く存在します。

ユーザー層は幅広く、年齢・性別問わず全国各地に存在しています。つまり、LINEは自社の潜在顧客層にとらわれず、幅広い世代にリーチすることが可能です。

3-2. 膨大なアクティブユーザーにアプローチできる

ユーザー数の多さに加え、アクティブ率の高さもLINEの特徴です。

1日1回以上LINEを起動するアクティブユーザーの割合が高く、日常生活に密着したツールとなっています。

アクティブ率が高いほどユーザーとの接点が生まれやすく、高い導入効果が期待できます。

ユーザーが求めている情報を継続的に発信することで、ユーザーから情報を収集する機会が増え、結果的に自社のファンになってもらいやすいでしょう。

3-2. 活用方法が豊富にある

LINEは活用方法が豊富なため、ユーザー毎に最適なアプローチをすることができます。

企業規模を問わず、目的に応じた手段を選択できることから、多くの店舗や企業で利用されています。

例えば、LINE公式アカウントを利用することで、1対1のコミュニケーションが可能となり、顧客一人ひとりに適したメッセージを送ることができます。

また、「LINEショッピング」に自社の商品やサービスを掲載することで、すでに運営しているECサイトへの集客が可能です。

さらに、タイムラインやメッセージで広告を掲載することで、LINEを積極的に利用しているユーザーとの繋がりを形成することができます。

各サービスの特徴に留意し、自社の商品・サービスに最適な利用方法を検討してください。

3-4. 開封率が高い

LINE広告は、メールマガジンやダイレクトメールに比べて開封率が高い傾向にあります。

その理由は、LINEがメールマガジンやDMよりもユーザーのプライベートに近い存在であるためです。

家族や友人、同僚とのコミュニケーションで利用するのはもちろんのこと、暇つぶしにLINEでマンガを読んだりゲームをしたり、通勤中にLINEを開いて音楽を聴いたりするユーザーもいます。

日常生活のあらゆるシーンでLINEに触れる機会があり、すぐに通知を確認する人も多いことから、高い開封率に期待できます。

3-5. 費用対効果の高い広告配信ができる

LINEの広告出稿は最低金額が設定されておらず、初期費用もかからないため、少額で広告を掲載することが可能です。

LINE広告を出稿する際は、より自社ブランド・商材と親和性の高いターゲットを絞り、施策のPDCAを繰り返すことで、成果を出しやすくなります。

「広告を出稿したいが、いきなり多額の費用をかけたくない」「さまざまな条件でターゲティングをしてみたい」という方におすすめです。

4. ECサイトでLINE公式アカウントを活用する方法

ここからは、ECサイトでのLINE公式アカウントの活用方法を3つご紹介します。

4-1. LINE公式アカウントの開設

LINE公式アカウントは、自社のビジネスアカウントとして活用でき、LINEユーザーと積極的にコミュニケーションを図ることができます。

すでに友だち登録しているユーザーに直接アプローチできるのは大きな魅力であり、潜在顧客の顧客化にも有効です。

また、商品情報の提供やクーポンの配信など、ユーザーとの効果的なコンタクトを維持できることも魅力の一つです。

また、メッセージの配信数・開封率・インプレッション数などを詳細に分析できるため、反響を確認しながら運用方法を改善することが可能です。

4-2. LINEショッピングとの連携

LINEショッピングは、LINEを利用したショッピングサービスです。2021年6月時点で登録ユーザー数は4000万人を超え、350以上のECサイトが加盟し、掲載商品数は4億点以上です。

LINEショッピングにはカート機能がなく、ユーザーは各ECサイトへ遷移して決済を行います。そのため、LINEショッピングから自社ECサイトへ送客し、ブランドの認知度を高める目的でも利用されています。

4-3. LINE広告の利用

LINE広告は管理型広告で、LINEだけでなく、LINE NEWSなどの関連サービスや外部アプリにも出稿できます。

リーチできるユーザー数が多く、年齢層が幅広いことが特徴で、年齢や居住地域などのデータをもとにしたターゲティングも可能です。

5. ECサイトでLINE公式アカウントの運用を成功させるポイント

ここでは、より効果を高めるためにも押さえておきたい、ECサイト運用におけるLINE活用のポイントをご紹介します。

5-1. 目的に合わせたKPIの設定

LINE公式アカウントを活用して効果的な施策を行うには、目的に合わせたKPI(重要業績評価指標)を設定することが重要です。

例えば、リピーター育成が目的であれば、ストアカードやクーポン、キャンペーンを組み合わせ、カードの発行枚数や特典チケットの発行枚数を確認します。

顧客との信頼関係構築が目的であれば、問い合わせ対応率100%をKPIに設定すると良いでしょう。

KPIを設定することで、運営の方向性をより明確にすることができます。

5-2. Shopifyとの連携

ECサイトを構築する場合、低コストで構築工数も少ないことから、ASPカートシステムがよく利用されます。中でも、初期費用無料で利用できる「Shopify」は、LINEの公式アカウントと連携できるため、運用面でも使いやすいのが特徴です。

Shopifyは、サイト構築や運用がシンプルなのが特徴で、LINE公式アカウントと連携することで、キーワード検索機能やセグメント配信、リッチメニューのスタイリングなどが行えるようになります。

キーワード検索機能は、LINEのトーク画面上であらかじめ設定したキーワードを入力すると、関連する商品を表示する機能です。

セグメント配信は、自社ECサイトへの会員登録の有無や購入金額などによってセグメントを分けることができます。

また、前述のリッチメニュースタイリングでは、項目をタブ分けすることでユーザーの利便性を高めることが可能です。ShopifyとLINE公式アカウントの特性をうまく活用しながら、効果的な集客に繋げていきましょう。

5-3. メッセージのパーソナライズ化

LINEの公式アカウントでは、性別や年齢などのユーザー属性に応じたセグメント配信が可能です。

ユーザーの属性に合わせたメッセージを配信することで、アプローチ効果を高めることができます。セグメント配信は特別な準備を必要とせず、簡単に実施できることが大きなメリットです。

ただし、セグメントはLINEが保有するデータに基づいて行われるため、必ずしも自社がターゲットとしているユーザーと一致するわけではありません。

より精度の高いターゲティングを行うには、自社の顧客データと連携する「ID連携」を利用してみてください。

ID連携することで、自社の顧客データをもとにLINE上でセグメントされたメッセージを配信できるようになり、顧客一人ひとりに適したメッセージを送ることができます。

5-4. リッチメニューの活用

サービス利用を促進するために、リッチメニューの内容を充実させることもおすすめです。

メッセージ配信に比べて運用コストが低く、トーク画面に訪れたユーザーも複数のコンテンツに簡単にアクセスできるメリットがあります。

_リッチメニューには画像も設定できるため、ビジュアルを使った新商品の訴求も可能です。

また、ECサイトであれば、トップページへのリンクやFAQのリンクを貼るのもおすすめです。

情報を受け取る以外の使い方もできることを意識して、利便性を重視したリッチメニューの内容を決めましょう。

5-5. 顧客履歴に基づいた広告配信

LINE広告では、LINEの登録情報・行動履歴・顧客情報などのさまざまなデータをもとに、ターゲティングして広告を配信することができます。

例えば、購入したユーザーの端末識別IDデータを利用して広告を配信し、そのユーザーに再購入を促すことが可能です。

5-6. 顧客に合わせたクーポンの配布

ユーザーがLINE公式アカウントに友だち登録する理由のひとつに、お得な特典を受け取ることが挙げられます。

不定期にクーポンを配信したり、LINE限定のキャンペーンを実施したりすることで、友だち数を増やしながら、実店舗やECサイトへのアクセスアップを狙うことができます。

5-7. スタンプ配信による認知度向上


スタンプ配信によりユーザーは貴社が作成したスタンプを使用することができるため、認知度の向上が期待できます。

LINEプロモーションスタンプは、企業が広告費を負担することでユーザーに無料でスタンプを提供できるサービスです。自社のスタンプを無料配信することで、日々多くの人が利用してくれることでしょう。

また、スタンプの送り手だけでなく、受け手にも貴社を認知してもらえるのがメリットです。ぜひ活用しましょう。

5-8. LINE運用代行サービスの活用

LINE運用代行サービスは、多くの企業や事業者の悩みの種となっているLINEの運用をサポートし、集客や売上アップにつなげるサービスです。

LINEを使ったマーケティングは比較的新しい手法であるため、ノウハウがないまま運用している企業も少なくありません。

そこで、プロのLINE運用代行会社に依頼することで、より効果的にLINEを活用できるようになります。

企業のLINE公式アカウントの開設からメッセージやクーポンの配信、コンテンツの作成、戦術設計や施策の立案、チャットによるカスタマーサポート、LINE広告の運用など、あらゆることに対応してもらえます。

【関連記事】
LINE運用代行サービスとは? 利用するメリットや選定ポイントを紹介

6. LINEを活用したECサイトの売上アップはAnyMindにお任せください!

LINE公式アカウントを運用することで、費用対効果の高い広告配信、幅広い世代にリーチするなどの効果に期待できます。

ECサイトでLINE公式アカウントの運用を成功させるには、目的に合わせたKPIの設定、メッセージのパーソナライズ化が重要になります。

AnyMind Group」では、ECサイトにおけるLINE公式アカウントの運用に精通したスペシャリストによる、LINE運用代行サービスを提供しています。

LINE公式アカウントやLINE広告を活用した集客を検討されている方、LINE広告の効果を最大化したい方は、ぜひ「AnyMind Group」にご相談ください。

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