2025年3月、東南アジア最大級のECモール「Lazada（ラザダ）」は、年に一度の創業記念セールイベント「Epic Birthday Sale」にあわせ、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」を活用したインフルエンサーマーケティングをを実施しました。
目的は、オンライン上での話題喚起と感情的なつながりの創出。シンガポール国内のInstagram・TikTokでの発信力を持つインフルエンサー133名を含む2,000名へサプライズプレゼントを贈ることで、話題の創出とエンゲージメント向上を図りました。
東南アジアを代表するECモール、Lazadaとは
Lazadaは、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムの6カ国に展開する、東南アジア最大級*1のECプラットフォームです。アリババグループの支援のもと、幅広い商品カテゴリーと強固な物流網により、数百万のユーザーと販売者を結びつけています。大規模セールやイベントを通じて、各国で利用されています。
URL:https://lazada.jp
*1：Lazada調べ
施策
今回のキャンペーンでは、AnyTagを活用し、Lazadaと親和性の高い、ナノからマイクロまでまでの幅広いインフルエンサー133名を検索。インフルエンサー133名を含む2,000名に。事前告知をせずに、愛らしくユニークな“カバ型貯金箱のプレゼント贈りました。
選ばれた人々のもとに突然届けられ、インフルエンサーたちはそのサプライズに驚きながら、開封動画やリアクションをSNSに投稿しました。
開封動画のスタイルは多様で、コメディ風の演出から心温まるシーンまで、「#LazadaSGBdaySale」「#DontBreakTheBank」などのハッシュタグとともに幅広い内容が投稿されました。
成果
ナノからマクロまでさまざまな特性を持つインフルエンサーを起用したことで、下記のような成果を記録しました。
・最大再生数：158,000回超
・最大リーチ数：139,000リーチ超
・総エンゲージメント数：13,000件超
この施策により、幅広い認知の獲得と、フォロワーとの深いつながりの両立を実現。SNS上では「うらやましい！」「私も欲しかった！」といった反応が寄せられ、サプライズギフトを起点とした自然な会話と共感が広がりました。
成功のポイント
ナノからマクロまでさまざまな特性を持つインフルエンサーを起用したことで、下記のような成果を記録しました。
このキャンペーン成功の背景には、いくつかの工夫がありました。
・AnyTagによる一貫した運用設計
インフルエンサーの選定から、マルチチャネルでの効果測定・可視化までを一元管理
・思わず共有したくなるサプライズギフト
カバ型貯金箱は、可愛いらしいユニークな見た目と、サプライズプレゼントで、話題性を創出
・クリエイターの個性を活かした自然な投稿
各クリエイターが自身の世界観でメッセージを表現することで、自然で共感性の高いコンテンツが生まれた
・「限定2,000名」が生む特別感と話題性
2,000名限定という希少性が“FOMO（逃したくない心理）”を刺激し、さらなる波及効果を生んだ
・ナノからマクロまでのインフルエンサー層を横断する構成
ナノ・マイクロ・マクロの各レベルをバランスよく起用することで、幅広い層への訴求を実現
このように、巧みなインフルエンサー活用とクリエイティブな贈り物体験を組み合わせた本キャンペーンは、「参加したくなる物語」としてオンライン上に好意的に広がり、Lazadaの誕生日を記念する印象的な瞬間を生み出しました。
■インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」
AnyTagは、企業のインフルエンサーマーケティングを支援するプラットフォームです。インサイト分析を活用し、最適なインフルエンサーの選定やキャスティングを行い、キャンペーン実施後も投稿のリアルタイムレポートや効果測定を提供します。また、SNSアカウントと連携できるため、企業のSNS運用管理ツールとしても活用可能です。2024年12月末時点で、世界45以上の国・地域の87万人以上のインフルエンサーにアクセス可能です。
URL：https://anytag.jp/ja/
