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E-commerce & D2C
Sep 7, 2021
EC物流でD2Cブランド・EC事業者が抱えている課題とは
EC物流はBtoCが多数を占めており配送先が多いなどという特徴があるため、EC物流倉庫・配送業者へのシワ寄せによる物流コストの上昇がEC物流のマクロな課題となってきています。
一方D2Cブランド・EC事業者にとっても、オンラインとオフラインの混在する物流は求められるレベルが高く、様々な面で課題が発生しやすくなっています。
今回はD2Cブランド・EC事業者の抱える課題をご紹介します。
【課題1】在庫管理が正確にできていない
ブランドの成長に伴い物流量も増加してくると倉庫での業務量も増え、システム上に反映されている在庫数と倉庫での実在庫数が一致していないという課題です。この場合、ピッキング時システム上に在庫ありと表示されている棚に実際には該当商品がなく、探す工数が発生したり、実は在庫が切れており購入者が希望している時間までに商品を届けられない、ということが起こる可能性もあります。消費者は口コミやストア・商品のレビューを参考に商品購入を検討する傾向が高まっており、クレームにならずとも口コミでの評判やレビューへの悪影響は免れないでしょう。
また在庫管理は生産連携・お客様の満足度に加え、現金同様にキャッシュフローにも影響するため、正確な在庫管理により健康な経営ができる状態にしておく必要があり