Blog

Facebook Icon Twitter Icon Linkedin Icon

E-commerce & D2C

Facebook Icon Twitter Icon Linkedin Icon

ECサイト一元管理システムとは?3社を比較&失敗しない選び方のポイント

拡大し続けるEC市場規模ですが、その中で売り上げを最大化させるためには複数チャネルへの展開が欠かせません。事実、自社ECサイトやモールへの出店・出品などを行っている方も多いのではないでしょうか。

ECサイト一元管理システムとは、煩雑になりがちな複数チャネルをまとめて管理できるシステムのことです。ECサイト一元管理システムを活用すれば、業務効率やリソース不足などEC運営の課題を解決できます。

本記事では、ECサイト一元管理システムとはどのようなものかや、メリット、活用例、失敗しない選び方のポイント、ECサイト一元管理システムおすすめ3社をご紹介します。


この記事でわかること
・ECサイト一元管理システムとはどのようなシステムなのか
・ECサイト一元管理システムのメリット
・ECサイト一元管理システムの具体的な活用例
・ECサイト一元管理システムおすすめ3社

こんな方におすすめ
・複数チャネルの運営・管理に負担を感じている
・マーケティング戦術の最適化のために、商品×キャンペーンごとに数値を比較したい
・業務効率やリソース不足などの課題を解決したい
・ECサイト一元管理システムを比較・検討したい
・おすすめのECサイト一元管理システムが知りたい

1. ECサイト一元管理システムとは?

ECサイト(ネットショップ)の一元管理システムとは、ECサイト運営にまつわるさまざまな業務をまとめて管理できるシステムやツールのことです。

複数のショッピングモールへの出店・出品や多店舗展開を行うと、受注情報、在庫数、発送処理など管理のために必要なデータは増えていき、作業が複雑化し、負担は大きくなります。

ECサイト一元管理システムを使えば、このような情報を集約させることで効率的に管理できるようになり、在庫切れやヒューマンエラーなど、トラブルや機会損失を防ぐことが可能です。

ECサイト一元管理システムは、一般的には複雑なEC運営・管理を効率化するシステムを指しますが、近年は飲食店向けのデリバリーやテイクアウトの予約・注文を管理できるシステムも登場しています。

【関連記事】
一元管理とは?6つのメリット&3つのデメリットと業務効率化のコツを解説!

2. ECサイト一元管理システムのメリット

ここからは、ECサイト一元管理システムのメリットをご紹介します。

2-1. 自動化/業務効率化によるミス軽減、時間の創出

受注管理・在庫管理・商品管理・発送管理などはルーチン業務ですが、手作業での入力の場合、ヒューマンエラーを完全に防ぐことはできません。ECサイトの一元管理システムでは、このような業務の自動化が可能です。

単純作業を自動化することでヒューマンエラーが減り、人はより複雑な判断が必要な業務や、クリエイティブな業務に力を注げるようになります。

2-2. アクセスが容易になり、情報活用が活発化

ECサイトの一元管理システムを使うことで、データや情報に簡単にすばやくアクセスできるようになり、情報の活用が活発化することもメリットです。

複数のECチャネルを各々の担当者が独自に管理している場合、「その人でなければわからない・できない」業務が生まれてしまいがちです。

システムによって情報を一元化することで、社員が誰でも簡単に情報にアクセスできるようになり、社内に蓄積された情報が有効活用できるようになります。教育や引き継ぎにかかる手間やコストも削減できるでしょう。

2-3. 自社に必要な機能のみの契約も可能

ECサイトの一元管理システムには、受注管理・在庫管理・商品登録・出荷処理・メール管理などさまざまな機能がありますが、必要な機能だけを選択して契約できる場合が多いです。

システムを導入する目的や、サービス形態、業種など自社に合わせて必要な機能を単体で契約すれば、コストを抑えつつ業務効率化が図れます。

3. ECサイト一元管理システムの活用例

Cサイト一元管理システムは、EC運営にまつわる業務・情報をまとめて管理できることが最も大きな特徴です。主に、以下のようなデータや情報の管理機能・分析機能があります。

・受注管理
・在庫管理
・商品登録
・出荷処理
・メール管理
・ECサイト分析
・マーケティング分析

各店舗を管理・運営するためのコストやリソース不足という、ECサイトにありがちな問題を解決すれば、機会損失を防ぎ、業務効率化や売り上げ向上につなげられるでしょう。

ここからは、ECサイト一元管理システムの具体的な活用例について機能別にご紹介します。

3-1. 受注管理

受注管理は、複数のECサイトで受けた注文を一つの管理画面で確認や処理できる機能です。機能の詳細はシステムによって違いがありますが、「入金待ち」「発送待ち」など、ステータスが自動で振り分けられるものもあります。

注文状況がひと目でわかり、手動で情報を統合する必要がないため、単純作業に時間が取られることがなくなり、ヒューマンエラーも防げます。

受注管理を一元化するだけでも、少人数でスムーズなEC運営がしやすくなるでしょう。

【関連記事】
受注管理システムとは?EC運営における自動出荷など基本的な機能から特徴までご紹介

3-2. 在庫管理

在庫管理は、複数のECサイトの在庫状況をまとめて管理できる機能です。売れた分を在庫から差し引く、他の店舗から補充する、最低在庫数になるタイミングで通知するなど、常に在庫を最新の状態に保てます。

1つのショップの在庫が減ると連動して他のショップの在庫数も自動で変動するので、複数ショップを運営している場合に非常に便利な機能です。

キャンセルや返品などの在庫変動にも対応し、情報はリアルタイムで更新されるため「お客様に注文していただいたのに在庫切れだった」という機会損失を避けられます。

【関連記事】
在庫管理システムとは?11の機能一覧から導入メリット、6つの選定ポイントまでご紹介

3-3. 商品登録

ECサイトを複数運営している場合、同じ商品をサイトごとに登録する手間がかかりますが、一元管理システムを使えば、商品の一括登録が可能です。

商品登録だけでなく、商品情報を変更したいときも一括での変更ができるため、価格変更も簡単に行えます。

3-4. 出荷処理

出荷作業に必要な納品書やピッキングリストなどのデータも一括で出力できます。

送り状発行システムから出力した管理番号データを取り込み、送り状番号が書かれた「発送連絡メール」をお客様へ自動送信することも可能で、作業コストや負担を軽減可能です。

3-5. メール管理

ECサイトでは、「注文確認メール」「入金確認メール」「発送連絡メール」「フォローメール」など、お客様にメールを送信する機会が多いです。

これらをあらかじめテンプレート登録しておけば、あらゆるメールを自動で送信でき、送り忘れや送り間違いなどのミスを防げます。

3-6. ECサイト分析

中には、ECサイトの分析機能を搭載した一元管理システムもあります。管理している複数チャネルのすべてのデータから、売り上げ管理、顧客分析などが可能です。また、経理業務(決算処理など)にも活用できます。

3-7. マーケティング分析

また、SNS、ソーシャルコマース、チャットコマース、広告など、あらゆるマーケティング施策の一元管理も重要です。商品と施策ごとに結果を比較して、どこに予算・リソースを投下すればよいのかを分析・改善するのに活用できます。

たとえば、AnyMind Groupの「AnyX」では、収益・注文情報のクロス分析が可能です。

企業に蓄積された膨大なデータは、大切な経営資産。一元管理システムを使えば、集計や管理だけでなく、分析によるデータの有効活用ができます。

4. ECサイト一元管理システムおすすめ3選

ここからは、ECサイト一元管理システムのおすすめ3選をご紹介します。

4-1. AnyX(エニーエックス)

「AnyX(エニーエックス)」は、AnyMind  Group株式会社が提供する、EC運営を最適化するECマネジメントプラットフォームです。ECモールや自社サイトなど、複数のチャネルを一元管理することで、複雑になりがちなEC運営を効率化し、売り上げ最大化を力強くサポート。

業務効率化はもちろん、分析データの活用、マーケティング支援実績1,000社以上という豊富な実績をもとにした運営支援など、EC事業の成長を見据えた幅広いソリューションを提供しています。

世界に17拠点を持ち(2022年44月時点)、日本国内のショップ・モールのみならず越境展開・海外販売まで手掛けているため、将来的に海外展開を考えている場合でもスムーズな事業拡大が実現できます。

現在提供中の機能に加え、顧客管理・チャットコマース・物流管理など、同社が開発・提供する他のプラットホームも順次連携予定です。将来的にはAnyX上から全てのソリューションを利用できるよう開発を進めています。

【製品ページ】https://anymindgroup.com/ja/products/anyx/

4-2. NEXT ENGINE(ネクストエンジン)

「ネクストエンジン(NEXT ENGINE)」は、Hamee株式会社が開発・提供するシステム。ECの現場から生まれたサービスで、複数のECサイトの一元管理が可能です。

自動処理に優れ、あらかじめ条件設定をしておくことで自動で処理が進むため、手間が削減できます。アプリで機能のカスタマイズや追加ができ、導入後の活用支援も行っています。

【企業WEBサイト】https://next-engine.net/

4-3. CROSS MALL(クロスモール)

「CROSS MALL(クロスモール)」は、株式会社アイルが提供するEC運営の一元管理クラウドサービスです。ECサイト運営に必要な、受注管理・在庫管理・商品登録・発注仕入れなどの業務を一元管理できます。

ASPを定期的にバージョンアップすることで、ECサイトの仕様変更にも対応可能です。注文ステータスの自動振り分け機能が付いており、複数拠点や複数アカウントにも対応しています。

【企業WEBサイト】https://cross-mall.jp/

5. 失敗しないECサイト一元管理システム選びのポイント

ECサイト一元管理システムを選ぶときは、以下のポイントに注意して選びましょう。

・自社ECサイトに必要な機能が揃っているか
・誰でも簡単に操作できるか
・サポート体制は整っているか
・機能がアップデートされ続けているか

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

5-1. 自社ECサイトに必要な機能が揃っているか

導入目的や必要な機能は企業によって変わるため、自社に必要な機能が搭載されているか、必ず確認しましょう。導入後に「欲しい機能が入っていない、足りない」となり、追加導入すると費用がかさんでしまいます。必要な機能を見極め、事業拡大も見越して導入するといいでしょう。

5-2. 誰でも簡単に操作できるか

操作が難しい複雑なシステムでは、導入後、運用していく際の負担になります。社内の誰でも扱えるような、わかりやすい操作性のものを選択するのがおすすめです。

5-3. サポート体制は整っているか

一元管理システムは導入するだけではなく、その後も運用していくことになります。導入時だけではなく、運用していく上でのサポート体制が整っているか確認しておくことも大切です。

5-4. 機能がアップデートされ続けているか

システムの機能がアップデートされ続けているか、という点も重要です。機能追加や不具合の改善、セキュリティ向上など、アップデートによって最新の状態に保つことでシステムを快適に、安心して使い続けられます。

6. 一元管理システムでEC運用を効率化!

ECサイトは多店舗展開が常識化しており、扱う情報は膨大なものになります。

ECサイト一元管理システムを使い、これまで手動で行っていた作業の人的コストや時間的コストを削減すれば、業務が効率化され、創出された時間でクリエイティブな業務に取り組むことができるでしょう。

AnyMind Group」では、商品開発・生産・ECサイト運営・ECサイト構築・物流・マーケティングに至るまで、ビジネスを支援するソフトウェアとソリューションを、ワンストップでサポートしています。

機能別での提供も可能なため、自社に合わせた範囲で一元化システムの導入が可能です。増え続ける膨大なデータや情報を一つにまとめ、誰でも簡単に、負担なく効率的な管理を行いたいとお考えでしたら、ぜひ一元化システムの導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

▶「ECマネジメントプラットフォーム『AnyX』ご紹介資料」のダウンロードはこちら

資料ダウンロード

「ECマネジメントプラットフォーム『AnyX』ご紹介資料」をダウンロード頂けます。

ダウンロードはこちら

お問い合わせ

ECサイト構築やECモール運用の見積もりなど、気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

一緒に読まれているコンテンツ


【2022年最新】自社ECサイト運営とは?具体的な業務内容から必要なスキルまでご紹介

【2022年最新】自社ECサイト運営とは?具体的な業務内容から必要なスキルまでご紹介

Jan 4, 2021

D2CのSNSマーケティング - 押さえておきたい自社EC運営のSNS活用ポイント

D2CのSNSマーケティング – 押さえておきたい自社EC運営のSNS活用ポイント

Feb 15, 2022

Shopify構築費用の相場と内訳は?ショッピファイECサイト制作方法や制作会社の選定ポイントまでご紹介

Shopify構築費用の相場と内訳は?ショッピファイECサイト制作方法や制作会社の選定ポイントまでご紹介

Dec 7, 2021

Shopifyとは?世界一のECプラットフォームとなった理由や他サービスとの比較、機能・コストまでご紹介

Shopifyとは?世界一のECプラットフォームとなった理由や他サービスとの比較、機能・コストまでご紹介

Dec 21, 2021

フルフィルメントサービスとは?EC担当者は押さえたい業務内容・メリット・比較選定ポイント5つから成功事例まで

フルフィルメントサービスとは?EC担当者は押さえたい業務内容・メリット・比較選定ポイント5つから成功事例まで

Oct 26, 2021

Richill | CX(体験価値)向上と20%のコスト削減を同時に実現!SNS上で物流に関する好反響も

Richill | CX(体験価値)向上と20%のコスト削減を同時に実現!SNS上で物流に関する好反響も

Sep 8, 2021

Latest News