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Dec 18, 2024
後編:電通デジタル×フォーエム対談 デジタル時代における広告とメディアの新たな協業戦略
デジタル広告業界は、テクノロジーの急速な進化に伴い、かつてない大きな変革期を迎えている。特に、デマンドサイド(広告主・代理店側)とサプライサイド(媒体社側)の間に存在する情報の非対称性や相互理解の不足が、業界の健全な発展を阻害している可能性が指摘されている。この状況は、効果的な広告配信を妨げるだけでなく、ユーザー体験やブランド価値の低下など、多岐にわたる課題を引き起こしている。
本記事では、アタラ代表取締役の杉原氏、Dentsu Digital Global Centerの小野寺氏、フォーエム代表取締役の綿本氏の3名による、デジタル広告業界の現状と課題、そして今後の展望についての対談の様子を前後半の2記事にわたってお届けする。杉原氏は進行役も兼ねる。
杉原剛氏: アタラ株式会社 創業者兼代表取締役CEO。慶應義塾大学 法学部法律学科卒業後、KDDI、インテルを経て、オーバーチュア(現Yahoo!検索広告)、Google日本法人で広告営業戦略を担当。2009年にマーケティングのコンサルティングサービスやツールを提供するアタラを創業。デジタル広告業界に25年以上携わるベテランで、フォーエムのアドバイザーも務める。(写真、左)
小野寺信行氏:電通デジタル グローバルセンター (DDG