AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、「アジアEC市場レポート2025」を公開しました。本レポートでは、「Shopee」「Lazada」「Zalora」「楽天市場」といった、東アジアおよび東南アジアの主要なECプラットフォームについて各国・地域のトレンドを交えて紹介しています。さらに、近年、中国や東南アジアで活用が進んでいる「TikTok Shop」「LINE」「小紅書(RED)」といったソーシャルコマースプラットフォームについても解説します。
◼︎アジアのEC市場は急成長中
テクノロジーの発展と消費者行動の変化により、アジアのEC市場は年々、成長を遂げています。本レポートでは、主要データプラットフォームや当社の現地拠点からの情報をもとに、東アジア(日本、中国、韓国、香港、台湾)および東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール)で人気のECプラットフォームについて分析しています。これまでに発表した「東南アジアEC市場レポート」および「東アジアEC市場レポート」に続くシリーズ第3弾です。
◼︎東アジア:多様なプラットフォームと激しい競争
日本: Amazonが市場をリードし、楽天とYahoo!ショッピングが続いています。2023年に参入したTemuは急成長を遂げ、新たな主要プレイヤーとなりました。
中国:淘宝(Taobao)、抖音(Douyin)、拼多多(Pinduoduo)、小紅書(RED)、京東(JD.com)がメインプレイヤー。SNSコンテンツなどに特化した販売戦略が進んでいます。
韓国:スピーディーな配送サービスで高い支持を集めているクーパン(Coupang)が、市場シェアの半数以上を占めています。一方、Naverは多様なサービスを統合し、利便性を重視する消費者に選ばれています。
◼︎東アジア:「ソーシャルコマース」の活用が進む
モバイルファースト戦略が主流となり、SNSとショッピングの境界線が曖昧になりつつあります。SNSとECを組み合わせて商品の販売・促進を行う「ソーシャルコマース」の活用が進んでいます。
Shopee: ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンで市場をリード。安定した成長を続けています。
Lazada: 強靭な物流サービスとAI技術を活用し、カスタマーエクスペリエンスを向上。東南アジアで第2位のECプラットフォームの地位を確立しています。
TikTok Shop:ショート動画やライブ配信とECを組み合わせた、エンターテインメント型ショッピング体験を提供しています。特に若年層に人気が高く、インドネシア、タイ、ベトナムでは主要なECプラットフォームとして急成長しています。
レポートは下記よりダウンロードいただけます
URL:https://anymindgroup.com/ja/report/asia-e-commerce-landscape-2025