AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」とショート動画プラットフォーム「TikTok」の連携を強化する新機能を開発し、タイにて提供を開始しました。タイでは、「AnyTag」を通じてTikTok広告を出稿することが可能となりました。
■背景
- タイでは、2023年時点でSNSや動画プラットフォームのユーザーが5,225万人に達し、人口の72.8%*1を占めるなど、SNSや動画プラットフォームの利用が非常に活発です。特にTikTokは若年層を中心に急速に普及しており、企業がターゲット層にリーチするための重要なマーケティングチャネルとなっています。さらに、タイをはじめとする東南アジア地域では、TikTokアプリ内で直接商品を購入できる「TikTok Shop」の利用が拡大しており*2、Eコマース市場の成長を後押ししています。ユーザーは動画やLIVE配信、広告からスムーズに商品ページにアクセスでき、その場で購入・決済までを完了できます。このような背景から、ブランドや企業にとってTikTok広告の運用効率化は、ビジネス成長の重要な鍵となっています。
- 最近ではインフルエンサー・クリエイターマーケティングにおいて、UGC(User-Generated Content)への注目が高まっています。UGCは一般の消費者やインフルエンサーなどが作成した商品レビューや感想といったコンテンツのことで、企業が制作した広告よりも自然で親しみやすく、視聴者に信頼感を与えやすいといわれています。
*1:DataReportal「Digital 2023: Thailand」(https://datareportal.com/reports/digital-2023-thailand?rq=thailand)
*2:TikTok Shopは2024年12月現在、日本国内では利用できません。
■TikTok広告向けソリューションについて
インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」とクリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」の2つのプラットフォームを軸とした、TikTok広告向けソリューションの提供を開始しました。TikTokのネイティブ広告フォーマット「Spark Ads」*3をAnyTagに組み込んだことで、AnyTagからTikTok広告を直接出稿できるようになりました。これにより、ブランド企業はこれまで以上に簡単かつ効果的にTikTok広告の出稿および管理が可能となります。なお、インフルエンサー・クリエイターにとっては、AnyCreatorから直接キャンペーンに応募できるだけでなく、キャンペーンの投稿がブランド企業に選ばれ、広告出稿された場合、自身のコンテンツをより多くのユーザーにリーチできるというメリットがあります。
〈主な機能について〉
- AnyTagの情報から当社がさらに国・地域ごとに商品カテゴリー別に厳選したインフルエンサー・クリエイターにキャンペーンの公募が可能
- 実施したキャンペーンの効果はAnyTagから確認できる
今回追加した機能
- インプレッションが高い投稿を選択し、AnyTagからTikTokにSpark Ads広告として出稿が可能
- AnyTagのダッシュボードからSpark Ads広告のデータを確認可能
*3TikTok「Spark Adsについて」(https://ads.tiktok.com/help/article/spark-ads?lang=ja)
■AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役 CEO 十河 宏輔のコメント
タイをはじめとする東南アジア市場では、SNSや動画プラットフォームを活用したインフルエンサーマーケティングやEコマースが急速に成長しており、特にTikTokはその中心的な存在として重要な役割を果たしています。今回の連携により、企業はAnyTagを通じてインプレッションの高い投稿をTikTok広告として直接出稿できるようになり、より効果的にターゲット層へリーチすることが可能になりました。また、インフルエンサーやクリエイターの皆様にも、自身のコンテンツをより広範囲のユーザーに届ける新たな機会を提供できると確信しています。当社は今後も、最先端のテクノロジーを活用し、ブランド企業とインフルエンサー双方にとって価値のあるプラットフォームを提供することで、ビジネスの成長を力強く支援してまいります。
■そのほかのTikTokに関連する当社プレスリリースについて
AnyMind Group、多言語に対応可能な生成AIライブコマースプラットフォーム 「AnyLive」 の提供を開始
https://anymindgroup.com/ja/news/press-release/anymind-launches-anylive
AnyMind Group、TikTokマーケティングパートナーに認定。インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」とTikTok Creator Marketplace(TTCM) の連携を開始
https://anymindgroup.com/ja/news/press-release/anytag_ttcm_integration
AnyMind GroupのECマネジメントプラットフォーム「AnyX」が Yahoo!ショッピング・TikTok Shopと連携開始
https://anymindgroup.com/ja/news/press-release/anyx-tiktok-yahoo
■インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」
AnyTagは、インフルエンサーマーケティングのためのプラットフォームです。インサイト分析に基づくインフルエンサーの選定・キャスティング、キャンペーン実施時のインサイト分析や投稿のリアルタイムレポートを提供しています。さらに、SNSアカウントと連携可能なため、企業向けSNS運用管理ツールとしてもご利用いただけます。これらの機能はすべて一つのプラットフォーム上で管理できるため、蓄積されたデータをシームレスに活用することが可能です。2024年9月末時点で、世界45以上の国・地域から83万人以上のインフルエンサーにアクセスが可能です。
URL:https://anytag.jp/ja/
■クリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」
クリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」は、インフルエンサー・クリエイターが自身のアカウントやコンテンツを効率的に管理し、企業とのコラボレーションを拡大できるよう支援するプラットフォームです。チャンネルやアカウントの成長に向けたアカウント分析機能をはじめとする各種サポートから、ブランド企業などのPR案件の紹介、SNSアカウントをまとめて表示できる「マイリンク」機能などの提供により、クリエイターやインフルエンサーの活動をあらゆる角度から支援します。上記機能は無料モバイルアプリ(iOS, Android)およびWeb版プラットフォームから利用可能です。
URL:https://any-creator.com/
■AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。EC・マーケティング・生産管理・物流などの領域で、11個のプラットフォームやソリューションを展開。プラットフォームとオペレーション支援を組み合わせた「BPaaS」(Business Process as a Service)モデルで提供することで、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献します。東証グロース上場(証券コード:5027)。
会社名 :AnyMind Group株式会社
設立 :2016年4月
URL :https://anymindgroup.com/ja/
所在地 :東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F
代表者 :代表取締役CEO 十河 宏輔
拠点 :日本(東京・佐賀)、シンガポール、タイ(バンコク:2拠点)、ベトナム(ホーチミン・ハノイ)、インド(ムンバイ・デリー・バンガロール)、インドネシア(ジャカルタ・バンテン)、フィリピン、台湾、香港、マレーシア(クアラルンプール・プタリンジャヤ)、カンボジア、アラブ首長国連邦、上海、深セン、杭州、韓国、サウジアラビア
事業概要:
ブランドコマース事業
ブランド企業及びインフルエンサー・クリエイターなどの個人向けに、EC及びD2C領域を中心としたブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理をワンストップで支援するプラットフォームを開発・提供しています。
パートナーグロース事業
Webメディアやアプリを運営するパブリッシャーとクリエイター向けに、自社プラットフォームを活用した収益化及びブランド成長に向けた支援サービスを提供しています。