「BPaaS」というワードを耳にしたことがありますか?BPaaS(Business Process as a Service)とは、ソフトウェアとオペレーション支援機能を組み合わせて提供するビジネスモデルです。当社がターゲットとしている「アジア地域」と「コマース領域」においては、これからも市場拡大が見込まれるため、業務プロセスの効率化・省人化を実現するBPaaSの需要が高まると考えています。
ソフトウェア×オペレーション支援で業務プロセスを効率化
BPaaSは、ソフトウェアとオペレーション支援機能を組み合わせて提供するビジネスモデルです。クラウドサービスで業務プロセスを管理・推進することで、省人化、効率化を実現し、オペレーションコストの削減が可能です。BPaaSを活用することでビジネスの立ち上げも容易になるため、市場参入までのあらゆる障壁を取り除ける点もメリットに挙げられます。
さらに、業務プロセスを外部に一括委託するアウトソーシングモデル「BPO」(Business Process Outsourcing)よりも、企業規模に関わらず導入しやすいと注目されています。BPOは大量の業務を抱えている大企業の方が中小企業よりもコスト面において恩恵を受けていました。しかし、BPaaSはクラウドサービスのため、必要なときに必要なだけ利用することができます。時期によって業務量が増減しても柔軟に対応可能なため、中小企業から大企業まで利用しやすいといわれています。
アジアは複雑なITサービスを使いこなすことがむずかしいなどの理由から、SaaSの導入がまだまだ進んでいないといわれています。 他の地域で着実にシェアを獲得しているSaaSベンダーでも、組織やオペレーションの構造といった課題により、アジアでシェアを伸ばすことに苦戦しています。
BPaaSは、ソフトウェアとオペレーション支援機能を組み合わせたモデルのため、企業やクライアントごとに異なるオペレーションや社内体制であっても導入しやすく、プロダクトの機能を最大限に活用いただくことが可能です。
BPaaSでブランド企業の成長を支援
当社は2016年4月にシンガポールにて創業して以来、EC・マーケティング・生産管理・物流などの領域で、独自のプラットフォームを開発・提供しています。現在、アジアを中心に15ヵ国・地域に拠点を構えており、各国で築いたローカルネットワークを生かしてクロスボーダーな連携・提案が可能です。プロダクトはグローバルに統一しているのも特徴です。
さらにパブリッシャー、クリエイター、ロジスティクスといった各領域においてのローカルネットワークを構築しており、プラットフォームと組み合わせることで付加価値を高めています。またECイネーブルメント、D2C、クロスボーダーマーケティング、モバイルマーケティング、パブリッシャー・クリエイターのコンテンツ収益化といった各領域の企業をM&Aしており、多面的な専門知識とサポート体制を強化しています。
- 15ヵ国・地域に拠点を構えており、クロスボーダーな提案が可能
- グローバルに統一された各領域のプラットフォームの提供とローカルチームの提案により各国・地域に合った効率的な提案が可能
- AIなどの最新の技術トレンドを活用したツールや戦略を提案
コマース領域を例に見ると、商品を作って販売するまでには、さまざまな工程があります。具体的な工程は、商品によって異なります。アパレル製品の生産・販売を行うためには、マーケット分析、デザイン・企画や原材料調達と製造、生産、販売チャネルの選定や在庫管理など、多くの工程が存在します。こうした煩雑なオペレーションをテクノロジー技術で効率化・省人化できるのがBPaaSです。
こうした各種プラットフォームとローカルチームを掛け合わせたBPaaSモデルのソリューションの提供を通じて、誰もがビジネスをより簡単に、そしてグローバルに展開できる世界を実現していきます。