AnyMind Group株式会社（読み：エニーマインドグループ、代表取締役CEO：十河 宏輔、以下「当社」）は、「東南アジアEC市場レポート」を公開しました。当社のタイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポールの各拠点のD2C＆EC事業部長らが、各国の経済状況、消費者行動の変化、ECテクノロジーなどを詳しく分析し、東南アジア市場への越境EC進出に必要な戦略を提供します。
■東南アジア市場は世界のEC業界をリードする成長率
東南アジアは急成長しているEC市場の一つです。アメリカ合衆国国際貿易局（ITA）は、東南アジアのEC市場が2025年には3,300億米ドルに成長すると予測しています。年間成長率は15%以上とグローバル平均成長率（14.5%）を上回っており、「世界のEC業界をリードする」としています*1。
■レポートサマリー
テクノロジーの進化
インターネットの普及と技術の進歩が東南アジアのEコマースを活性化し、消費者の購買行動を変えています。特に「モバイルファースト」と「ソーシャルコマース」が注目され、スマートフォンやタブレットを使った購買が主流となっています。タイでは、スマートフォンが主要なオンラインショッピングツールとなっており、消費者はスムーズで便利な購買体験を求めています。TikTok ShopのようなSNSアプリで購買が完結するソーシャルコマースが急速に普及しています。
各国のEC事情
モバイルファーストとソーシャルコマースという共通点がある一方で、各国の消費者の好みは違いがみられます。例えば、インドネシアの消費者は「便利さ」を重視し、「当日配達」や「送料無料」などの配送サービスが人気です。ベトナムの消費者は特に商品の品質を重視しており、環境に配慮した商品や企業のCSR活動への取り組みにも関心をもっています。
迅速な物流サービスの重要性
東南アジアの複雑な地理的条件に対応するため、物流サービスは急速に進化しています。RFIDなどの物流追跡技術と物流管理システムの導入により、運営効率と配送精度が向上し、迅速な配送ニーズに応えています。
*1：International Trade Administration「The Larger Asia Pacific Region Leads eCommerce Globally」
https://www.trade.gov/southeast-asia-region-forecastレポートはこちらよりダウンロードいただけます。
■AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。独自開発のプラットフォームと各国で築いたローカルネットワークを活用し、ブランドコマース事業とパートナーグロース事業をグローバルに提供しています。ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」やインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」などのプラットフォームやソリューションを9つ展開。ソフトウェアとオペレーション支援機能を組み合わせた「BPaaS」（Business Process as a Service）モデルで提供することで、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献します。
会社名 ：AnyMind Group株式会社
設立 ：2016年4月
URL ：https://anymindgroup.com/ja/
所在地 ：東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F
代表者 ：代表取締役CEO 十河 宏輔
展開国 ：日本、シンガポール、タイ、ベトナム、インド、インドネシア、フィリピン、台湾、香港、マレーシア、カンボジア、アラブ首長国連邦、中国、韓国、サウジアラビア
事業概要：
ブランドコマース事業
ブランド企業及びインフルエンサー・クリエイターなどの個人向けに、EC及びD2C領域を中心としたブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理をワンストップで支援するプラットフォームやソリューションを開発・提供しています。
パートナーグロース事業
Webメディアやアプリを運営するパブリッシャーとクリエイター向けに、自社プラットフォームを活用した収益化及びブランド成長に向けた支援サービスを提供しています。
