2019年10月24日にシンガポールで行われたSingapore Business Review’s 20 Hottest Startups panel briefing 2019において、弊社の共同創業者 兼 CEOの十河が登壇し、ファイナンスに関するパネルディスカッションを行いました。
AnyMind Groupは、直近(シリーズBラウンド)での資金調達を評価され、Singapore Business Reviewが選ぶトップ20社の中で、第3位に選ばれました。
その日行われた最初のパネルセッションにおいて、十河はBeam社、UCARE.AI社といったスタートアップのファウンダー、そしてVenturra Discovery社、Entrepreneur First社といった投資およびアクセラレーターの経営者とともに、AnyMind GroupがシリーズAで1350万米ドルとシリーズBで2,150万米ドルを調達した方法について語りました 。
十河は、創業初年度におけるオペレーションの状況、AnyMind Groupの前身となるAdAsia Holdingsの最初の投資引受先であるJAFCO Asiaとのディールについてシェアしました。 これは、弊社の急成長を狙った拡大計画にとって非常に重要でした。
シリーズAの資金調達に先立ち、弊社はすでにシンガポールの本社からバンコク、ホーチミン、ハノイ、ジャカルタ、台湾、カンボジアに拡大しており、実績のある投資家の支援によって、シェアを伸ばし、エリアにおいても事業を拡大することができました。
弊社のシリーズBラウンドでは、広告業界における、さらなる事業拡大のためにLINEやVGIのような、戦略的パートナーや投資家を取り込むことが非常に重要であったことについて語りました。
2019年AnyMind Group(AdAsia、CastingAsia、TalentMind)全体で大きなビジネスの動きがあったことに関して、下記トピックを語りました。
最も注目すべきは、エンタメテック事業のCastingAsiaにおけるCastingAsia Creators Networkの立ち上げ(本田圭佑氏のYouTubeチャンネルの開設など)と、SUNNY SIDE UPとの合弁会社AnyUpの設立により新たな成長を遂げました。 また、CastingAsiaはインフルエンサーマーケティングにおけるCPAおよびCPCによる課金機能をローンチし、アジアのマーケターに対して、新たなインフルエンサーマーケティングを提案しました。
また、グループとして東京大学大学院教授・日本ディープラーニング協会理事長松尾豊氏、および東京大学大学院准教授山﨑俊彦氏に弊社の技術アドバイザーに就任いただきました。
さらに、AdAsiaは広告主向けのサービスであるAdAsia360を立ち上げたほか、インタラクティブ動画広告のサービスを提供するWootag社とのパートナーシップを締結。
また、TalentMindは人事担当者向けの人事管理システムTalentMind Peopleを開発しました。
最後に、Singapore Business Reviewにおいては、当社の成長ストーリーについて語る機会をいただき、また、2019年のHottest Startup 第3位に選んでいただき、ありがとうございました。関係者各位に感謝申し上げます。