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体育会水泳部を経て、新卒で大手損保へ。「何かが違う」本当のやりがいを求めて飛び込んだベンチャー

大学時には水泳で世界大会出場(FINA競泳ワールドカップ)。
その後、大手損害保険会社に新卒入社したものの、大学時代の部活で感じていたようなやりがいを持つことはできなかったと言う。
『せっかく一流企業に入ったのに・・・』という反対を押し切り、ベンチャー企業に転身した彼のキャリアをAnyMind内定者からインタビューをしてもらいました!

Y. Yako:プロフィール

慶應義塾大学商学部卒業後、2018年大手損害保険会社に新卒で入社し、中央省庁とその外郭団体を担当。
公共制度の見直しや保険商品の設計などを行う。
2019年11月にAnyMindに中途入社後、地方新聞社を中心としたクライアントに向けてアカウントマネジメントに従事。
2020年8月にはAnyMindのグローバル全体でBest Publisher StaffのGoldを受賞。
翌年2021年7月よりマネージャーとしてメンバーをまとめながら業務を行う。

体育会に明け暮れた大学生活。新卒で入社したのは大手損保会社

まず前職での仕事と経験について、教えてください。

2018年に大手損害保険会社に入社し、中央省庁とその外郭団体を担当し、現状の公共制度の見直しや設計をし保険商品と融合させること、また外郭団体への法人営業により保険料収入を増やしていくことをミッションとしていました。

結果的に、もともと数億円ほどあった担当予算を約1年で約130%にまで成長させることができました。
また、新制度の設計に完成段階でアサインされ、施行初期段階の実装部分を担当し、数千万円単位の受注をすることができました。

そもそもなぜ損害保険会社をファーストキャリアに決められたのでしょうか?

▲大学時代、当時の水泳部のメンバーと

学生時代は水泳部の活動に明け暮れる毎日でした。
競技の中では日本トップクラスの成績を出せていたことや、そもそも体育会系出身だったこともあり、ポテンシャルを感じていただき、大手総合商社や大手メーカーなど、日系大手複数社から内定をいただくことができました。


▲大学時代は水泳部の活動に明け暮れる毎日

そんな中で親族に金融系出身者も多かったことなどから「なんとなく金融が良いのかな、祖母もよろこぶだろうな」といった軽い気持ちで就職先を選びました。

何かが違うと感じた2年目。転職活動で出会ったAnyMind

新卒2年目の段階で転職を決められたというお話を伺ったのですが、それはなぜでしょうか?

上司や先輩、同僚に恵まれ、当時の自分にとっては申し分ない待遇をいただいてました。
一方、どこか面白さを感じられない日々でした。
大企業が故に、仕事の優劣問わず、みんなある程度一斉に年次で昇給/昇格していく制度、若手のうちは先輩を越すことも後輩に越されることもない。

また、当時所属していた部署は仕事にコミットしている先輩が多く刺激をもらっていましたが、他の部署では定時に帰ることを最優先にしている先輩の姿もありました。
そんな相反する彼らの待遇に大きな開きがないことを不思議に感じていました。
頑張って成果を残しても、それなりに働いても、10〜20年後の自分の姿がこうなるんだなと分かった瞬間に面白みを感じなくなりました。

そういった状況を理解した中で、体力もあっていろんなことを吸収できる20代のうちに全力で仕事にコミットしたい、環境や時間に身を任せるのではなく、大きく成長したいと感じたことがきっかけです。

転職活動時にはどんな企業を見ていましたか?

最初は特にやりたい領域もなかったので、ハードに働ける、実力主義、転職がしやすい、というだけで、外資コンサルを受けていました。
そうして、オファーをもらうまでいくことはできたのですが、ふと学生時代の先輩に転職の相談をした際に、「外資コンサルでは八子の思いは思いは叶えられないんじゃないか?お前、ベンチャーに向いていると思うから、とりあえず受けてみろよ」とアドバイスをもらいました。

そんな矢先に、たまたまAnyMindというベンチャー企業を転職サイトで見つけ、なんとなく応募してみました。
当時の僕はAnyMindの存在を知らず、ただ「頭文字Aで一番最初に出てきたから」という理由だけで応募しちゃいましたね(笑)

決めては「人」。”成長痛”は感じながらも充実のワークライフ

最終的にAnyMindを選んだ理由はなぜでしょうか?

なんと言っても「人」です。

現事業責任者の綿本さん(当時マネージャー)、CEOの十河さんと話して、直感で『この人たちと働きたい』と強く感じました。
自分の周りにはこんな優秀な人たちはいないなと衝撃を受けたことを今でも覚えていますし、創業社長と近い距離で働くことができる。また十河さんのビジョンにも魅力を感じました。

また領域も成長産業であるIT領域で、SaaS、コンサルティング、データ分析であることから、将来的な観点からも取り組んで損はないと感じ、即決しました。
正直、一族代々で金融の家系で、大手からベンチャーへの転職だったこともあり、母には心配を掛けたくなかったのでAnyMind入社の3日前に告げました。母が絶句していたことを今でも覚えています。

父には相談していたのですが、「とにかく本気で働けて、尚且つ健康でいられることが一番だから最後は自分で選べ」と、背中を押してくれました。
いまでは「転職前より良い顔をしている、今の会社でよかったね」と認めてくれています。

八子さんにとって、働く(環境を選ぶ)上で大事にしていることは何ですか?

1.成果に対してダイレクトに評価がもらえる環境
2.一緒に働くメンバーが仕事に対してポジティブであること
3.不必要なストレスがない環境</

を大事にしています。

実際に入社してみてどうでしたか?

それらの三拍子は揃っていました。
また、一緒に働くメンバーの成長意欲が高く、クライアントと伴走する働き方が気持ち良いです。

周りのメンバーの成長意欲/スピードが速いので、日々自身の力不足、成長不足を痛感するストレスはありますが、自分にとっては成長痛のようなものだと感じているので、必要なストレスだと捉えています。

やりがいは地方新聞などの成長支援。視座高く挑戦を続けたい

現在のやりがいはどこにありますか?

地方新聞社様を中心にメディア事業の成長をお手伝いさせていただいておりますが、ローカルジャーナリズムをデジタルの力を使ってどう盛り上げていけるのか、またそこに自分がどれだけ貢献できているのかといったところにあります。

実際に、成長を目の当たりにする機会も多く、日々クライアントから感謝のお言葉をいただく機会もあり、非常に嬉しいです。

今後のビジョンは何ですか?

メディアの事業戦略まで担える存在になっていきたいと考えています。
また社内で自分が一番だ、このビジネスをやりきった、と自信を持って言えるまで突っ走りたいです。

将来的には、法人営業、SaaS、コンサルティング、広告、コンテンツビジネスのどれかの道にいくことになるのかなと思っています。
ただ、どんどん新しい挑戦をしていく会社なので、やりきったと言える日が来るのかな?とは思いますが(笑)

最後に八子さんから見て、AnyMindが成長できている理由はどんなところにあると感じますか?

次の3つと考えています。

1.社員全員が働くことに対して、ポジティブで楽しんでいること
2.風通しの良さ
3.目標が高く、見ている視座が高いこと

代表がBe Openといっても、浸透しない企業が多いと友人から聞くことも多いですが、AnyMindは現場レイヤーまで浸透しているように感じます。
そのため故に、情報感度が高く、成長しやすい環境であり、また失敗をしてもに対して、ポジティブに考える風土がであるとも大きいように思います。

加点方式で評価され、失敗しても点数が減ることがない。入社して2年以上経ちますが挑戦して怒られている人を見たことがないです。

「大手への入社」一つが正解ではない。本当のやりがいを見つけて欲しい

▲パブリッシャーグロースのメンバーたちと ※撮影時のみマスクを外しています

最後にこの記事をご覧いただいた方へ一言お願いします。

転職をする/しないで一番迷っていたとき、僕は「降りたら負け」のゲームをしている感覚でした。
「慶應を出たのだから一流企業にいなきゃいけない」
「一流企業を途中でやめること=ドロップアウトをすること=エリートのレールから外れること」
という思い込みが強かったと思います。
(そもそも今思えば慶應も大手損保も大してエリートではなかったですが)

今振り返るとその時、頭の中には「自分がどうしたいか?」という考えが入っていませんでした。
「この選択をしたら周りにどう思われるか」という考えが根底にあっての上記の思い込みだったかと。
「一体誰のために/なんのために必死に働いていたんだろう?」と今では思います。

自分自身がやりがいを感じる/楽しいと思える仕事をする/会社で働くこと、とxx大学出身やxx会社勤務という肩書きを大事にすること、選択は人それぞれですが、もしあなたが前者の方に魅力を感じるのであれば、そして現状の環境に満足していないのであれば、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

その上で、もしAnyMindに、Publisher Growth事業部に少しでもワクワクしていただけるのであれば、ぜひ一緒に働きましょう。

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