今回はCreator D2C事業部にて、ブランドのコンセプト設計から商品企画、マーケティングなどまでクリエイターの方々と一緒にブランド運営の全てを行う”ブランドプロデューサー(以下、BP)”の2人に、話を聞いてみました! 入社のきっかけや決め手、BPの難しさや印象に残っていること/やりがい、AnyMindで働く中で成長を感じるポイントなどについて話しております。 皆様のヒントになれば幸いです! 是非、最後までご覧ください!
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今回インタビューに協力してくれたメンバーを簡単にご紹介
◆M. Mano:プロフィール
同志社大学卒業後、新卒で広告代理店に入社しWebプロモーションを担当。Instagramマーケティングに特化した子会社に異動し、執行役員に就任。その後事業会社を経て、2021年3月AnyMindにジョイン。Creator D2C事業部にて、SNSチームの立ち上げを経験後、これまで約10ブランドを担当。現在はブランドプロデューサーとして「Lil Ambition」を担当しながら、マネジメント業務にも従事。
◆Y. Yoshida:プロフィール
青山学院大学卒業後、大手アパレルメーカーに新卒入社。マーチャンダイザー(MD)として、商品企画・販促立案、新規ライン立ち上げ等を経験後、2021年10月AnyMindにジョイン。Creator D2C事業部にて、これまで計4ブランドを担当。現在はブランドプロデューサーとして「Lantinam」「miour」を担当しながら、マネジメント業務にも従事。2022年Q4のGlobal表彰 パートナーグロース部門の売上ランキングにおいて同レベル内でGoldを受賞。
Creator D2C事業部について
クリエイターやインフルエンサーとの共同ブランドの企画・生産、EC構築、マーケティング、物流などを一貫支援しています。クリエイターとの連携はもちろんのこと、社内のパタンナーやデザイナー、生産管理メンバーとも連携しながら、アパレルやコスメ、雑貨、食品など幅広い商品・ブランドの展開を行います。
ブランドの立ち上げと成長の経験、2軸の揃ったAnyMind
AnyMindに入社したきっかけはどんなものでしたか?
Yoshida まず、変わらない自分の中での大きな軸として「ファッション」があります。 その上で、新卒入社してからずっと商品企画などブランドの上流を経験してきたので、もっと幅広く挑戦してみたいと思ったところがきっかけです。 転職活動はファッション×ITという軸で進めていました。 具体的には、ファッション誌のデジタル部門等さまざまな企業を受けていたのですが、最終的には「何でも挑戦できそう!」という点でAnyMindを選びました。
Mano 私は新卒で広告代理店に入り、2社目で事業会社に入社しました。 ですが元々新卒のタイミングからずっと「いつかは自分でブランドを立ち上げたい」という思いがあったので、「ブランド立ち上げるフローを『0⇨1』と『1⇨100』の両方を身につけられそうな企業」という軸で転職活動をしていました。 その軸の中でいろいろな企業を見ていたのですが、ブランドの立ち上げとそのブランドを成長させていく経験という2つが叶いそうなAnyMindに入社を決めました。
実際に入ってみて、求める経験はできていますか?
Yoshida はい、できています。 なんでもできるという軸で入社を決めましたが、実際に入社してみて、想像以上に何でもやるな、と思いました!笑 扱うブランドも、商材のカテゴリも、行う業務範囲もそうなんですけど、本当に何でもやるな、という感想です。 前職は大手企業だったので、「企画はMDが行い、売るのは営業」のように一つのブランドを運営していく過程がきっちり棲み分けられていました。 しかしAnyMindは全く異なり、一般企業でいう事業部長ぐらい担当している範囲が広く、社内のデザイナーやパタンナーなどの専門チームと共にコンセプト立案から実際にブランドを成長させる本当に全てを経験できることがとても良いなと思ってます。
Mano 私はAnyMindのCreator D2C事業部が立ち上げ半年ぐらいのタイミングで入社したのですが、前職2社ともいわゆるベンチャーと言われる会社にいた私から見ても、思っていた以上に整っていなかった部分があり、驚きでした。 ただ、もちろんこれはネガティブな意味ではなく、むしろ私が求めていたのは0からしっかり作り上げていく経験だったので、正に「求めているものがここにあった!」という感じでしたね。 さらに、Yoshidaさんも言ってたように業務範囲がかなり広いので、やるべきことが多いので、本当に全部作っていっているな、という感じでした!笑
ブランドプロデューサーの皆さんは誰でも0からブランド作れるとの話も聞いたことがありますが…?
Mano はい、作ることができると思います! BPは、ブランドのコンセプト作りやどういう骨組みでブランドを作るのか、商品の発送からお客様の対応まで自分たちで全部のフローを見ていて、さらに予算管理もします。 なので、もちろん誰かの力を借りる必要はあると思いますが、自分で何かブランドをやろうと思ったら作れるな、という実感がありますね。
開発期間2年!?こだわりを込めて創り上げた商品は1分で完売
特に大変だった経験などはありますか?
Yoshida 関係する人が多く、またより良いものにしたいという強い思いがクリエイターさんにも私たちにもあるので、ブランド立ち上げの時期はかなり苦労した印象があります。笑 一般的に、1つの商品を作る際のサンプル制作回数は完成までで大体3回ほどなのですが、こだわりを120%反映させた商品を届けたいというクリエイターさんの強い想いのもと、ミリ単位で調整しながらサンプルを作り、2年ほどかけて1つの商品を作り上げたことがありました。
Mano 私も立ち上げ期が本当に大変だった記憶があります。 まず、初めて一緒にお仕事をするので、すり合わせるのに時間がかかります。 また、クリエイターさんも私自身も最初のローンチでしっかりと形にしたいという思いがありつつも、SNSのクリエイティブやポップアップの装飾などリリースする期限が決まっている中で、そこに焦点を合わせながら良いもの作っていくのが本当に大変でした。
働く中で特に面白みを感じる瞬間は?
Yoshida 作った商品を実際にローンチしたら1分で完売することもあり、お客様にとってそれほど良い商品を実際に作ることができたのだな、と嬉しい瞬間でしたね。 また別ブランドなのですが、お洋服のブランドで、カフェとのコラボ企画をやったことが印象的でした。 そのブランドのコンセプトは、アフタヌーンティーに着ていくようなお洋服やランチに着ていくようなお洋服というように、着用シーンをイメージして設定されています。そのブランドがカフェとコラボして、実際にブランドの世界観を作り上げられたのがすごく良い経験だったなと思いました。 実際に着用して来てくださって、SNSに写真をあげてくださっている方もいらして、見ていてとても嬉しい気持ちになります。
Mano 私は、大変な立ち上げ期を経て、ブランドとして大きくなるにつれてできることも増えてきたことがとても面白いと思っています。 大阪のLUCUAや福岡のPARCOなど大きな商業施設でも、ポップアップストアを実施しましたし、PRモデルオーディションを実施して、渋谷にブランドの大きな交通広告を出したこともありました! 交通広告については、PRモデルオーディションを2月に行って、選ばれた方が登場する広告が5月に掲載されました。 普段私たちがよく歩いているような場所に大きく載っていたので私自身もすごく嬉しかったですし、クリエイターさんも初めての交通広告ということで、最初のすごく大変だった時期を経てたくさんの方の目につく場所に広告が出せるくらいまでブランドが大きくなったと思うと、すごく感慨深いです。 今まではクリエイターさんのファンの方の目に触れられる機会が凄く多かったので、今後はより多くの方にブランドを知っていただくための施策を考えていきたいなと思います。
ブランド/個人、両方の成長を感じることのできるBPの仕事
AnyMindに入社して成長したことは?
Yoshida 私は、全体を考えるスキルがついたと思っています。 前職では分業された中の商品企画だけを担当していました。 一方AnyMindでは、ブランドを作っていく中で実際にコンセプトを立案して、計画して、立ち上げて、そこから実際にSNSの運用やオンラインサイト/ECの運用ももちろん、自分で担当します。加えて、リアルイベントのハンドリングまで本当に幅広くブランドの成長に携わる一連の流れを経験できたので、全体を考えるスキルが身に付いたと思っています。
Mano 私は、数字や売上についてのデータも実際に自分たちで管理しているので、数字に強くなったと思います。 代理店の時は本当に一部分をお手伝いっていう感じなったのですが、今は施策をやってどのくらい売上の数字に影響があったのかもリアルに分かるので、その分析もそうですし、次にどのような施策をすることが効果的なのか、というところまで考える力もついた点がすごく成長したとは思います。
当たり前のことを長く継続。10年以上続くD2Cブランドを作る
今後の野望を教えてください
Yoshida 個人的な野望としては、10年以上続くD2Cブランドを作りたいです。 世の中にはすごい数のブランドがあり、大半は2-3年ほどでなくなってしまいます。 何事もそうですが、実際にブランド運営していく中でも改めて、長く続けることはすごく難しいと思います。でも、みなさんが知ってるようなブランド作りに携わることができたらすごい嬉しいなと思うので、AnyMindのみんなでやっていきたいです! その為にもやはり、みんなに愛されるブランドづくりが重要だと思っています。 ブランドは本当にお客さんありきだと思うので、お客さんに寄り添って、当たり前のことを当たり前に続けていけるブランドを作っていこうと思います。
Mano 私たちの部署ではクリエイターさんと一緒にブランドを作っています。 ブランド初期段階では、クリエイターさんの力を借りながら大きくしていっていたのですが、2年3年のフェーズになってきているので、クリエイターさんに頼らない売上の作り方やブランドごとのマーケティングをして、しっかりとしたブランドを作っていこうと思います。 そのために、まだ想像がついてないような取り組むもたくさんあると思うんですが、例えば実店舗を持ってみたり、いろんな所に商品を置かせていただくなど、まだまだやれることはたくさんあると思うので、各フェーズやブランドに合わせて、常に新しいチャレンジをしていきながら、クリエイターさんと一緒にブランドを大きくしていきます。
最後に、見てくださっている方に向けて一言
Yoshida いろいろなことに挑戦したい方、自分の「好き」がある方は、AnyMindで形にできると思うので、是非一緒に働けたら嬉しいです!
Mano たくさんの挑戦ができる部署だなと思っています。 なので、さまざまなことに挑戦したい方やインフルエンサーさんとブランドを作りたい方、トレンドに合わせた施策なども積極的に取り入れる部署なので”ミーハー心”がある方、などと一緒に働けることを楽しみにしております!