AnyMind Japan CHRO 兼 AnyMind Group HR Managing Director 水谷健彦: プロフィール
1997年に株式会社リクルート人材センター(現株式会社リクルートキャリア)に入社。 2001年に株式会社リンクアンドモチベーションに入社。2008年に取締役に就任し、同社の中核事業であるコンサルティング/研修事業において主に首都圏の責任者を務める。 2013年に株式会社JAMを設立し代表取締役社長に就任。ベンチャー/成長企業に対する組織コンサルティングをメインとし、組織文化形成や幹部育成を手がける。 2017年に株式会社PKSHA Technology社の社外取締役に就任。 2021年2月に日本法人であるAnyMind JapanのCHROに就任。 2021年7月からAnyMind Group全体のHRを統括するマネージングディレクターに就任し、人事面での戦略や方針決定を中心に、当社13市場の組織全体の人事機能を各市場の現地と密接して統括していくことで、会社の持続的な成長を推進していく。
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「やっと出会えた」見つけた瞬間に衝撃を受けた AnyMindの強烈なインパクト
僕はベンチャーや成長企業に対する組織コンサルティングをメインとした会社「JAM」を2013年に立ち上げて、現在も経営をしています。 その仕事をする中で、コンサルティングとして外部から企業と関わるという形だけではなく、企業の一員として内側からどっぷりと組織力強化に貢献し、ハンズオンで成長に貢献したいと感じるようになりました。 しかし、そこまでやるからには「相当な魅力を持つ会社でないとやらないぞ」というこだわりがあり、コミットしたいと思える会社を探し続けていましたが、なかなか出会うことはできませんでした。 そんな思いを抱いてから1年ほど経った頃、2020年11月にAnyMindのCEO十河さんと出会いました。 そこで、十河さんによるAnyMindのプレゼンテーションを聞いたときに「なんだこの会社は!」と衝撃を受けたのを覚えています。 当時はAnyMindが4期目の終わりを迎える頃でしたが、設立から4年強経ったベンチャー企業とは思えない数字を積み上げていました。 僕自身が経営者であるからこそ、その早さでこの数字を達成することがどれほど凄いことなのかわかりますし、売上面だけでなく従業員数がたった4年強で800人を突破していた点に関しても「そんな会社あるの?」と率直に驚きましたね。 また数字という面だけではなく、事業内容の幅広さにも感心しました。 パブリッシャーグロース、インフルエンサーマーケティング、物流、D2Cビジネスの支援と、広い領域でビジネス支援を提供し、さらにその裏にはプラットフォームがしっかりと構築されている。短期間でどうしてそこまで仕上げられるのだろう、と驚きの連続でした。 「あ、探していた会社がここにあった」というのが、十河さんの話を聞いた時に率直に思ったことです。
想像以上のポジティブギャップや意外性を発見
会社の成長度合いやそのスピードを知り、僕がもう1つ感じたことは「そこまで伸びているのであれば、組織の問題は沢山あるだろうな」ということ。 4年強でそこまでの数字を作って、ここまで従業員を増やし、すでに多くの市場に進出している企業であれば、組織に課題がないわけがない。 AnyMindの置かれた状況下で解決すべき組織課題と、それを解決できるであろう、採用や育成・組織マネジメントを経験してきた僕のノウハウ。 この2つがテトリスのようにピタッとハマる感覚を覚えました。 「AnyMindがアジアを代表する会社になる」可能性と、「僕がここで貢献できる」という自信、その2つが揃った瞬間に大きな希望が目の前に現れ「この会社だ!」と確信したんです。 そう確信したと同時に、十河さんにアプローチをかけていましたね。 十河さんや他の幹部メンバーとも何度か会い、お互いの感触やフィット感をすり合わせる過程を経て、2021年2月にAnyMind JapanのCHROに就任しました。 事前に聞いた話を元に、自分の中でAnyMindがどんな組織であるかを想像していましたが、実際に入ってみて想像していた通りだったなと思います。 実は、ほとんどの企業に言えることなのですが、入社前の企業に対するイメージと、入社後の実態には必ずギャップが生じます。 これまで組織コンサルタントとして多くの企業の内側をみてきましたが、事前に聞いた話と実態が異なることはよくあることなんです。 その企業の内側がどうなっているのかというのは、実際にその企業に入ってみないとわからないものですからね。 人間はどうしても外部の人と相対している時は、良く見られようと取り繕う傾向があるので、イメージは実態よりも良く作られてしまいがちです。 その経験から、僕がどんなに十河さんや幹部メンバーと多くの話を交わしていても、必ず何かしらのネガティブなギャップは当然あるものだろう、と考えていました。 しかし、AnyMindに入社してから、ネガティブなポイントや組織文化はほぼありませんでした。 むしろ、ポジティブなギャップや意外性を多く発見することができたんです。 そのうちの一例でいうと、事業部のメンバーたちが他部署に対して非常に協力的であるという点には大きな喜びでした。 事業部側のメンバーは自分たちの仕事に一生懸命になるので、人事や他部署に対して非協力的である会社が珍しくありません。 AnyMindもこれだけのスピードで成長している会社なので、事業部のメンバーは自分たちのことで精一杯でしょうし、他の企業よりもそうした傾向は強くあるだろうと思っていました。 しかし、実際に中に入ってみるとそうした傾向は全く見受けられず、むしろ事業部内の事業部長クラスからメンバークラスまで、役職や立場を問わずみんなが採用活動などに積極的に協力をしてくれていることを知りました。 毎日凄まじい早さで前進していく環境下で、事業部がこれほど協力的であることは他の企業にはなかなかないことなので、組織として非常に強い要素を備えていると感じています。
「アジアを代表する企業になる」大きなロマンを追い求めることのできるAnyMindの魅力
AnyMindという会社には、大きなロマンが詰まっています。 AnyMindという会社を知った時、「アジアを代表する企業になる」可能性に強く惹かれました。 十河さんと出会った時に、ものすごいスピードで会社が急成長し、すでに売り上げの半分以上が海外で作られていた。 「いずれアジアを代表する企業になる」「世界で上り詰めていく企業だ」そう確信しました。 アジアを代表する企業といえば、「アリババ」や「テンセント」が挙げられると思いますが、そんな企業と戦っていく面白さや可能性を感じられる会社は、僕は探したけどAnyMindしか見つけられなかった。 例えばすでにアジアを代表する名の知れた大企業に入社するというのもそれはそれで面白いことだと思います。 しかし、AnyMindのようにこれからアジアを代表する可能性のある企業の急成長フェーズに飛び込み、そのゴールを目指して一緒に会社を作っていく方が、僕は面白いと思います。 そんなチャンスを経験できる会社は日本の中では非常に数が限られていると思います。 「本当に”アジアを代表する”なんてできるの?」とその未来をリアルに想像しづらい方もいると思います。 けれど、今リスペクトされているような企業だって、最初は知名度は低かったわけです。 そこからいろんなものを着実に積み上げて現在に至っている。 AnyMindがここから着実に積み上げていった結果、アジアを代表する企業に辿り着くことを想像してみて欲しいです。 その過程までの道のりを共に歩めることに、とてもロマンを感じませんか? しかも長い年月をかけて経験を積んだ大人ではなく、新卒のうちからここで働けるというのはとても価値があることだと思うんです。
日本、そして海外ーー新卒や若手が経験問わずに活躍できるたくさんのステージ
AnyMindには成長できる機会、ステージがたくさん用意されています。 今後もそうした場面がさらに多く生まれてくるでしょう。 ビジネスの成長と比例して事業部は大きくなり、その分各事業部には「マネージャー」が必要になってきます。 ということは、若くして入った新卒や第2新卒だとしても、成果を出せばすぐにマネージャーになれる可能性がありますし、さらにマネージャーで成果を出せば事業部長クラスを目指すことだってできます。 会社が成長するとともに、働いているメンバーにとってのチャンスが広がっていく。 そしてこの環境は日本だけではなく、各国・各市場に用意されています。 例えば日本のメンバーが経験を生かして、シンガポールやタイ、ベトナム、インドなどの他の市場で事業を立ち上げることもあるわけですよね。 まずは現在AnyMindの全市場の中で一番ビジネスの規模が大きい日本で成長し、ビジネスを覚えて成果を出す。 そしてそのまま日本で頑張るという道もありますが、海外志向のある方にとってはAnyMind内で他の市場に渡り挑戦するチャンスもあります。 現実的に海外への挑戦を叶えられるチャンスがこれだけたくさん転がっている企業というのは、なかなかないと思うんですよね。 また、アジアにはたくさんの可能性が秘められています。 世界の人口は約80億人ですが、日本の人口は1億2千万人ほどで全体の2%も占めていません。しかしアジア全体の人口は45億人ほどで、全体の人口の約60%を占めています。アメリカやヨーロッパでビジネスをするのもかっこいいですが、アメリカの人口は全体の約5%、ヨーロッパに至っては全ての国を合わせて8%程です。そう考えると、アジアの可能性は非常に高いですよね。 日本だけではなく、多くの可能性を秘めたアジアで活躍できるAnyMindの環境は非常に魅力的なものだと思います。
読者へのメッセージ
AnyMindは「ロマン」と「成長」、この2つを提供できる日本の中でも稀有な存在だと考えています。 この2つに共感いただいた読者の方は、ぜひAnyMindに一度触れる機会を作っていただけるととても嬉しいです。 皆様にお会いできることを非常に楽しみにしております。