個人のアプリ開発者が事業を拡大していくためには、広告からの収益を向上させることが欠かせません。今回はメトロノームアプリ「Smart Metronome & Tuner」を提供する井原プロダクト様にAnyManager SDKによる収益向上に関するお話を伺いました。
AnyManager導入前に抱えていた課題と導入を決めたきっかけはなんでしょうか?
個人開発のため、アプリの開発に多くの時間と工数を取られており、マーケティングやマネタイズに十分な時間を割くことができていませんでした。また、同様の理由で、そもそも市場の情報収集をすることも難しく、有効な施策や施策に対する評価基準もわからない状態でした。
アプリマネタイズにおいては、主要なプラットフォームとなっているGoogle AdMobを利用していました。しかし、ポリシー違反などのリスクがゼロとは言い切れないため、AdMobへの依存度を下げてリスクヘッジしたいと考えていました。そんな時に出会ったのがフォーエムでした。
GCPPとしてAdMobをはじめGoogleの提供するプラットフォームや広告のマネタイズに対して専門知識があるということでDMで相談してみたところ、力になってもらえるとの事でお願いしました。
次に、AnyManager導入後の効果をお聞かせください。
AnyManager SDKの接続にあたって、工数などは大した負担にはなりませんでした。ただ、正直なところ、AdMob以外の広告事業者とのBiddingにはあまり期待はしていませんでした。
実際に接続してみると、予想以上に収益が改善されましたし、AdMobへの依存を解消することができました。導入にあたって難しかったことは特にありませんし、担当者の方にしっかりと説明も受けることができたので、私は信じてよかったと思っています。
最後に今後の展望をお聞かせください。
既にeCPMは十分あげていただいて、収益面は改善されましたし、マーケティングの部分でも色々とご相談させていただく機会ができました。現在、日本とアメリカではシェアを獲得することができています。今後は、世界中の人に使っていただけるアプリにしていくために、それ以外の国、特に人口の多い、スペイン・ポルトガル語圏におけるASOに力を入れていきたいと考えています。フォーエムはアプリの海外展開にもノウハウがあると聞いているので、その手助けをしていただきたいです。
■Smart Metronome & Tuner とは
拍子、テンポ、小節数を自由自在に設定できる無料メトロノームアプリ。
まるで指揮者の様にテンポを再生することが可能です。
スマートメトロノーム は、時間の計測と音の再生をソフトウェアでなくハードウェアで行っていますのでCPUの負荷に関係なく1/44100秒単位で正確にテンポを刻みます。
シンプルなUIでありながら、多様な機能を搭載し、音楽の練習のみでなくスポーツなどにも使えるアプリです。