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Case Study

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インベストメントブリッジ |「いろはに投資」 バナー広告とアフィリエイトの両立によって収益の最大化を実現

株式会社インベストメントブリッジは創立23年目の投資家向けWebサイト運営企業です。「IR」という言葉が現在ほど一般的ではなかった2000年から、「投資家と企業を結ぶ架け橋」として個人投資家向けのIR活動を続けてきました。2019年には投資初心者向けのWebサイト「いろはに投資」を公開。今回は、立ち上げから関わり続けてきた曽根原様にお話を伺いました。

いろはに投資について

いろはに投資は、「”投資”を身近なところから」をコンセプトに、さまざまな話題から投資やお金の知識を学ぶことができるメディアです。 投資未経験者から個別株に投資されている方まで、幅広い読者の方に有益な情報をお届けしています。

課題

・バナー広告とアフィリエイト広告の相互の影響度が不透明だった
・収益の最適化ができているかどうか不安だった


施策

・バナー広告の配信を停止し、停止期間中と停止期間外のアフィリエイト広告による収益を比較
・AnyManagerのPWA機能によってプッシュ通知を送信


効果

・バナー広告がアフィリエイト広告に悪影響を与えていないことが証明できたことで両立による収益の向上を実現
・プッシュ通知から流入によってPVと収益が向上

取材者プロフィール

曽根原 大介

社長室 室長

2019年株式会社インベストメントブリッジ入社。いろはに投資を立ち上げ、編集長を務める。

まず初めにいろはに投資の立ち上げについてお話しください。

当社は個人投資家向けのメディアいろはに投資を運営しています。もともと個人投資家向けのWebサイトも運営していたのですが、そもそも日本で投資家を増やしていく、また金融リテラシーを向上する必要があると感じていました。いろはに投資はそのような思いから立ち上げたメディアです。

しかし当時は本格的にWebメディアを運営したことはなく、立ち上げ当初はどんな記事を書いたら良いのかすら、手探りの状態でした。ある程度PV数が増えてきた段階で、Google社のAdSenseを導入して広告収益を上げようとしましたが、初めの頃は意図していないところに広告が表示されたり、収益も思うように伸びなかったりと多くの課題を抱えていました。

こまめなコミュニケーションから信頼関係を築き上げていった

どうしてフォーエムのサービスを導入されたのですか?

バナーの収益に関しては、他社を通じてGoogle AdExchangeに接続したことでディスプレイ広告による収益は改善されましたが、それ以降の打ち合わせなどが少なく、最適化できているのか不安でした。

その後アフィリエイトに着手。初めはアフィリエイトに対して懐疑的でしたが、思っていたよりも収益が上がったのでそちらに注力することになり、バナー広告は若干放置気味になっていました。

そんな中で、フォーエムよりご連絡をいただきました。業界柄、親会社にあたるAnyMind Japanのことは知っていましたし、何より定期的なミーティングを行ってくれるというところや、UXに配慮した形でのサービス導入が相談できたことが導入を決めるポイントとなりました。

現在はバナーとアフィリエイトの両輪で収益化を実現させていると伺っておりますが、サービス導入後、放置気味であったというバナー広告に対してどのようなアプローチを取られたのでしょうか?

アフィリエイトメディアでは基本的にバナー広告を表示させていないイメージがありますが、いろはに投資の場合は先にバナー広告があり、後からアフィリエイトが加わりました。そのため、アフィリエイト広告による収益が伸びてくる中で、広告収益の最適化を考えるとバナー広告がアフィリエイトに悪影響を与えている、つまりバナー広告にクリックが流れているのではという懸念が残っていました。そこでバナー広告の影響度を検証するために一度全てのバナーを停止しました。

その検証方法は停止期間中の収益がなくなるのでかなりリスクのある内容のように感じますが?

バナーとアフィリエイトについては社内でも定期的に議論があったので、一度は収益減少のリスクがあってでもやるべきという結論になりました。
結果としては、アフィリエイトの収益性は変化せず、バナー広告は悪影響を与えていないと証明できました。アフィリエイト向けの記事とディスプレイ広告向けの記事を分けて運用するアイデアもありましたが、バナー広告による悪影響がないと証明された以上、優先度を考えて現状維持という結論に至りました。

また、現状はアフィリエイトの収益がメインですが、バナー広告はアフィリエイトでCVしないユーザーの受け皿として収益を拡大できているという認識です。

「AnyManager」は、ユーザーに対して直接リーチできるひとつの手段

ユーザーの流入数という観点ではいかがでしょうか?効果が出ている施策などがあれば、是非お聞かせいただきたいです。

当社はアプリを運営していないので、AnyManagerのPWA機能*によってプッシュ通知を実現できることが、ユーザーに対して直接リーチできる貴重な手段となっています。実際プッシュ通知から流入するPV獲得数も向上していますし、社内指標として獲得PV×PV単価で計算しており、導入初月から利益もしっかり出ています。

その一方で、LINE公式アカウントも2年近く運営しており、金融系のアカウントではランキング上位にも入ります。しかし、LINEはユーザーに友達登録をしてもらわなければならないのでハードルが高く、また配信面でも費用や配信回数のコントロールが難しいという難点もあります。

もちろんLINE公式アカウントもユーザー接点という意味では非常に重要なものですが、ユーザーの母数×配信数で考えればPWAが圧倒的に多くのユーザーにリーチできています。

目指したいのはただのアフィリエイトメディアではなく、ユーザーにとって本当に価値のあるメディア

最後に今後の展望をお聞かせください。

はじめに述べたようにいろはに投資には、多くの人の金融リテラシーを上げ、日本の投資家の数を増やしていくというミッションがあります。そのため、ただのアフィリエイトメディアではなく、ユーザーにとって本当に大切で、信頼できる情報は何なのかを突き詰めたプラットフォームへと進化させていきたいと考えています。その過程で、サイト内でのページ生成が増えれば、自然とバナー広告による収益拡大も進んでいくことになるでしょう。
当社は少数精鋭のスタイルであるため、一番クリティカルな部分以外にはあまりリソースを割かない傾向にあります。リソースを割けない部分でもフォーエムに相談することで当社にとってプラスになる領域は多くあると思うので、これからも当社の課題を解決するだけでなく、収益面でもプラスになるようなツールも引き続き提供いただきたいです。

AnyManagerとは

AnyManagerは、Webメディア・アプリ・ECサイトのための All-in-One プラットフォームです。広告収益やサイト分析、キーワード分析を行う「Analytics」、メディアやECの表示スピードを高速化し、アプリのようなサクサク感を提供する「Speed」、Push通知やアプリ内メッセージを実現、コミュニケーションを活性化させる「Engage」、ワンタグで広告収益を最大化させる「Monetize」、AMPやWeb Storiesなどを簡単に実装できる「Build」の5つのサービスを提供しています。現在、AnyManagerはアジア全域の1,000以上のWeb Publisherによる1500を超えるWebサイト及び250以上のアプリで利用されています。(2021年4月末時点)
URL:https://anymanager.io/ja/

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