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イヤホン目覚まし時計/電動ランナー |ディープレビュー分析機能を活用して、自動でレビューを分析!業務工数を83%削減し、ユーザー目線の機能開発を実現

アプリの品質を維持し続けるために必要不可欠となるプロダクトアップデート。多くのアプリ開発者やマーケターは、開発の中でユーザーレビューの分析は重要であると認識しつつも、日々の業務に翻弄され、分析業務に取りかかれないという課題を抱えている人も多いです。ツール系アプリ「イヤホン目覚まし時計」を開発する窪田氏も同じ悩みを抱えていたところを株式会社フォーエムが支援。AnyManager内「ディープレビュー分析」機能を活用し、レビュー分析を効率化し作業時間を大幅に削減を実現しました。本記事では窪田氏に、導入の背景や成果などについてのお話を伺いました。


■ディープレビュー分析機能とは

モバイルアプリの運営社や開発者に向けて、アプリのレビューを自動で分析して、ユーザーが何を気に入っているか、どんな問題があるかを簡単に見つけ出します。キーワードを抽出してどの言葉がよく使われているかを示し、レビューを良い点と悪い点に分けて整理します。これにより、開発チームはユーザーの意見に基づいてアプリを改善できます。

課題

・一画面で見れるレビュー件数が少なく、全体把握に時間がかかっていた
・各バージョンの評価やレビュー数を、把握することができなかった
・頻繁に認証作業が発生するため、レビュー確認に時間と手間がかかっていた


施策

・AnyManagerの機能「ディープレビュー分析」を導入


効果

・レビューの全体把握にかかっていた時間が83%削減に成功
・バージョン毎のレビューを確認出来る為、機能更新した際にユーザーのレビューをスムーズに確認できるようになった

窪田 悠貴

電動ランナー

2014年にITベンチャー企業に入社。アプリ運営に従事し、プログラミングを独学で学ぶ。
2015年にiOSアプリ「イヤホン目覚まし時計」をリリース。
リリース後平均DAU(一日あたりのアクティブユーザー)が1万5000人まで増えたが2020年のコロナ禍で大幅に減少。
2022年からFourMと一から広告マネタイズの仕組みを見直し、2023年には100万DLを達成。アプリ内収益もコロナ禍前の2倍に増加。
昨年、日本テレビ「上田と女が吠える夜」でアプリが取り上げられた。

バージョン毎の評価の変化がわからないストア評価に課題

アプリのコンセプトと開発経緯をお聞かせください。

「イヤホン目覚まし時計」のコンセプトは、アラーム時間の変更を簡単にできる、イヤホンに特化したアラームアプリです。
iPhoneのアラーム機能は、イヤホンを接続していてもスピーカーから音が出るという仕様です。そのため、電車やオフィスなど静かな場での仮眠には利用しづらく、私自身もアラームが使用できなかったために電車で何度も寝過ごしていました。
イヤホンでアラーム音が鳴るアラームアプリを誰か開発してくれないかと考えていましたが、それなら自分で作ってみようと思い立ったのが始まりです。
当時はプログラミング経験はほとんどありませんでしたが、初心者向けの参考書やサイトを参考にしながらなんとか開発、リリースすることができました。

これまでの課題を教えてください


元々、App Store Connectで評価を見ながらアプリの開発/改善を行っていたのですが、利用している中で使いにくいと感じている点がありました。

例えばレビューの表示件数です。
元々、別ツールでレビュー評価を見ていましたが、すごく見にくくて一画面でレビューが最大で3件ほどしか同時に見れませんでした。
そのため、「行った施策への反応はどうなのか?」「どういう評価があったの?」 というレビューの傾向を掴みたい時も、画面をかなりスクロールする必要がありました。
また、「さっきのレビューがどこにあったっけ」と迷うことも多く、レビューを見失いやすい状況にありましたね。

さらに、バージョン毎でのレビュー数や平均値が分からないところも、もどかしいポイントでした。
App Store Connectでは、アプリストアに出してから今までの全体レビューの平均値しか閲覧することができません。そのため、今のバージョンにアップデートしてからどのようにレビューや平均が変わったのか、分かったらアプリ改善がしやすいなと思っていました。


より簡単により詳細なレビュー分析を実現

ディープレビュー分析機能活用後はいかがですか?

色々な面でとても便利だなと思っています。
まずは、レビューを一画面で最大100件一気に表示されるようになったところですね。
すごく分かりやすいですし、確認工数の削減にも繋がっていてありがたいです。これまで大体毎日5-10分くらいかかっていたものが、5秒くらいで終わるくらいの感覚です。日常的に見ているので、全体で見た時にここを削れているのは嬉しいですね。

ストアでの評価も、バージョン毎の評価が見れるようになって助かっています。
今のストア評価が3.8で、開発していく中で最新版にアップデートされた後もそのくらいの評価かなと思っていました。しかし、ディープレビュー分析機能を通して最新の数値を見てみると、直近のバージョンだけだともっと高い評価がついていることが分かりました!
今のバージョンだけだと4.47の評価をもらえていて!
このままやっていけば、全体レビューも上がっていくなという期待が持てました。

これまでのツールだけでは確認できなかっただけで、改善の取り組みが数字に表れていることを知ることができたため、モチベーションが増しましたね(笑)。

機能開発だけでなくマネタイズ観点でも、広告の増減による口コミや評価への跳ね返りが見れるので、色々と使い道があるなと感じています。

3つ目は、評価を小数第二位まで見ることができるところです!
例えばApp Store Connectで見る場合、「3.8」といった具合で小数第一までしか確認できなかったのですが、AnyManager上では「3.87」と、小数第二位までみることができるようになりました。

小数第二位まで見れることで、この間よりも0.01上がっている!みたい部分が見えます。数字が着実に上がっていっているというのが分かるので、バージョンごとの評価と同様にここもモチベーションが向上しますね。

他にも、私はあまり使っていないのですが、キーワードクラウド分析とかも他のアプリだと分かりやすいっていうのがあるかもしれないんですね。

ディープレビュー分析機能の中で、ほかに気に入っていただいている点はありますか?


ログインが簡単なところですかね。App Store Connectは定期的に2段階認証が求められて、手間がかかります。その一方AnyManagerを活用すれば、その手間が省け、さっと確認できるのでありがたいです。

今後の展望について

最後に今後の貴社の展望と、その中でどのような支援をフォーエムに期待しているのかをお伺いできればと思います。

これまで目標にしていた月の収益額を最近達成できました。これからも、引き続きフォーエムのサポートも受けながらより多くの皆さんに使ってもらえるアプリの開発に注力していきたいと思っています。これからは海外展開も視野に入れていますので、そこに関してもご支援いただけたらなと思っています。

国内外でのアプリ成長に向けて、引き続き伴走させていただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。

イヤホン目覚まし時計アプリとは

2014年10月にローンチした「自分だけが聞こえる目覚まし時計」をコンセプトとしたアラームアプリ。iPhoneのアラーム機能ではイヤホンを接続していてもスピーカーからアラーム音が鳴ってしまいます。電車などの静かにしなければならない場所でもアラームを設定してもらえるように開発したのが、アラーム音がイヤホンから聞こえてくる「イヤホン目覚まし時計」です。時間を簡単に変えられる機能や、音量を細かく調整できる機能など、仮眠やイヤホンに特化した機能が充実。通勤通学やオフィスなどでの仮眠、お子様のいるご家庭にもおすすめなアプリとなっています。

URL:https://apps.apple.com/jp/app/id927852063

■メディア・モバイルアプリグロースプラットフォーム「AnyManager」

メディア・モバイルアプリグロースプラットフォーム「AnyManager」はWebメディア、アプリ、ECサイト向けのオールインワンプラットフォームです。広告収益やサイト分析を行う「Analytics」、広告収益の最大化を実現する「Monetize」、WebブラウザへのPush通知やウェブストーリー形式でコンテンツ配信することにより、エンゲージメントの強化を図る「Growth」の3つのサービスを提供しています。2024年6月末時点で、アジア全域の1,700以上のパブリッシャーにご利用いただいています。
URL:https://anymanager.io/ja/

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