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AnyMind Group

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台湾において、CSR活動の一環として高齢者との交流イベントを実施

社会福祉サービスを提供する伊甸社會福利基金會と共同で施設を訪問し、体験型コンテンツを行いました

台湾における高齢化社会は、急速に進んでいます。現在、台湾では65歳以上の高齢者が人口の16%以上を占めています。この16%の高齢者のうち、一人暮らしの高齢者は、100万人を超えていると言われています。成人した子どもたちは、仕事のため故郷を離れることも多くなっているため、高齢者の一人暮らしは、台湾社会における大きな社会問題のひとつとされています。

先日、AnyMind Groupの台湾チームは、就学・雇用・介護など、さまざまな社会福祉サービスを提供する伊甸社會福利基金會と共同で、一人暮らしのお年寄りに対して、会話や体験型コンテンツを行うイベントを実施。共に楽しい時間を過ごしました。

最初のプログラムとしては、お互いの生まれ育ちやバックグラウンド、最近の話題などについて会話をしました。私たちのメンバーとお年寄りでは、50歳以上の年の差があるため、共通の話題を探すことが大変でした。しかし、こちらからコミュニケーションをとることで、徐々に雰囲気が和やかになり、各グループから笑い声が聞こえるようになりました。

その後、障がいを持つ方々への理解を深めるため、伊甸社會福利基金會の指導のもと、全員で体験型コンテンツを行いました。「視覚障害者体験」では、特殊なメガネをかけ、ハサミで新聞紙を綺麗に切るというコンテンツを行いましたが、限られた視界で紙を切ることがこんなに難しいとは思っていなかったと言うメンバーがほとんどでした。

また、「車いす体験」では、正しい車いすの押し方をレクチャーいただきました。お年寄りの皆さんからも、メンバーにさまざまなアドバイスをいただきました。体験型コンテンツを通して、私たちは、正しい知識を学ぶだけでなく、お年寄りとの絆を深め、笑顔あふれる時間を過ごすことができました。

今回の取り組み終了後、お年寄りの皆さんは、私たちの手を取り「来てくれてありがとう」と言ってくれました。私たちは、お年寄りとコミュニケーションをとり、相手に”寄り添う”ということが、こんなにも喜ばれることだと思ってもみませんでした。

最後に、笑顔で帰っていくお年寄りの姿を見たとき、誰もがこの体験で心が温かく、豊かになったように感じました。また、多くのメンバーが「実家のおばあちゃんにも会いたい」、「おじいちゃんとおばあちゃんに会うために今すぐ帰りたい!」と話していました。

今回の活動を一つのきっかけとして、私たちは、これまで以上に家族や仲間に感謝し、一緒に居られる時間をもっと大切にしていきたいと思います。

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