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世界のEC事業者が当たり前に使うプロダクトに!顧客の声を元に高速で進化する「AnyX」とは【Tech×Biz対談】

AnyMindのテック×ビジネスサイド対談!


今回は、ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」を担当する2人が登場。
プロダクト開発を行うプロダクトマネージャーのD. Kaseと、マーケティングや営業などを行うS. Sakumasuの対談を実施しました!

プロダクトの強みや今後についてはもちろん、クライアントの課題が上がってから数週間と経たずに「もう実装されたの!?」とのお声もいただく「AnyX」高速開発の裏側やチームならではこだわりなどをお話ししております!
是非、最後までご覧ください!



YouTube動画はこちら

本記事とあわせてご覧ください!


今回インタビューに協力してくれたメンバーを簡単にご紹介


S. Sakumasu: プロフィール

Product Sales & Marketing(以下、PSM)-Product Sales部門「AnyX」責任者、子会社「フォーエム」取締役。
東北大学卒業後に大手IT企業に新卒入社、広告・メディアのデジタルマーケティングなどを経験。その後AnyMindにジョインし、複数事業の立ち上げを経験。


D. Kase: プロフィール

Product Development部門「AnyX」 Product Manager(以下、PM)。
大手IT企業に新卒入社、モバイル系開発のPMを経験。その後AnyMindにジョインし、「AnyLogi」の立ち上げを経験。現在は「AnyX」のPMとして従事。
2022年上半期にプロダクト開発部門でのグローバル最優秀賞を受賞。



ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」について

「AnyX」はECモールや自社ECサイトなど、複数の販売チャネルを一元管理することで、EC運営を支えるECマネジメントプラットフォームです。業務効率化×データ活用、豊富な実績を元にした運用支援、各国・市場のローカルの知見を生かした越境展開・海外販売まで、EC事業の成長に向けた幅広いソリューションを提供します。
URL:https://anymindgroup.com/ja/products/anyx/




早速ですが、AnyXは誰のどんな問題を解決できるのでしょうか?

Sakumasu
クライアントでいうと、多くが自社のサイトを持たれているEC事業者様楽天やZOZOなどのモールに商品を出品しているEC事業者様です。

例えば、複数のモールで物を販売している場合、在庫管理や数字の進捗確認のためには各モールで何がどのくらい売れたか、毎日集計する必要があるため、その煩雑で手間のかかる確認作業を毎朝行っている事業者様が多いです。
その工数を削減し、より容易にすることで問題を解決するプラットフォームがAnyXです。

現在は、AnyXをデータ集計ツールとして使ってもらっていたり、どこにもっと物を売って、どんなマーケティング施策を施せば良いのかなどを見るためのツールとしても使ってもらっていたりすることが多いです。

マーケティングでは4P(プライス/価格、プロモーション/販促、プロダクト/製品、プレイス/流通)が大きい変数とされており、商品を買ってくれるお客様のことを考えながらこの4つの変数を管理します。

そのため、AnyXを使用することで、どの場所で、どの価格で、どういう訴求をすると商品が売れたのかなどを簡単に管理・分析することができ、効果的なマーケティングの施策を実施ができるようになります。


普段、展示会や商談等でEC事業者様とお話しする時に、「どうやったら売上が上がりますか」。つまり、新しいアイデアや施策はないですか、という質問を頻繁にされます。この観点は正しいです。

ただその前に、自社が得意/苦手とする領域がどこで、どの商品をどのように施策として打てばもっと売れていくのかを別途考える必要があると思っています。

そのため、まずは「しっかり分析してから施策を考えていきましょう」というように、プロダクトを効果的に活用しながら、コンサルティングもさせていただくという形で実際のお話を進めていくEC事業者様が多いです。



「AnyX」というプロダクトは現在、どんなフェーズなのでしょうか?

Kase
これまでは一旦、汎用的な課題を解決するプロダクトとして、しっかり使っていただけるベースを作るフェーズにおり、これからはいよいよそれをもとにどうやってプロダクトを進化させ、売っていくかを突き詰めていくフェーズだと思っています。

市場でどんなものが求められているか、お客さんが困っている課題は何か、どういう解決策があり、どのようにプラットフォームで実装していくのか、が鍵です。なので、営業やマーケティングチームとの連携が非常に重要ですね。


Sakumasu
また、他のAnyMindのプロダクトの多くは創業の2016年や2017年あたりに生まれていたアイディアから作られたものが多く、市場も一定成長していて、かつ社内の事業スキームがしっかりしているので、しっかりマーケティングして営業すれば売れるフェーズですし、必要な機能はもちろん搭載されています。

それらのプロジェクトと比較すると、AnyXが関わるEC市場もちろん大きいですが、AnyMindとしてEC領域に参入したのは少し遅いので、解決すべきEC事業者様たちの課題の抽出も、その解決に向けて開発すべき機能もまだまだあると思っています。

ですので今は、それらをどんどん形にしていくフェーズだと思っていて、EC事業者様から実際の現場のお話を聞きながら、高速で開発に落としています。

この高速での開発がAnyMindの強みで、PMやエンジニアの皆さんが高速で機能を実装してくださるからこそ「この前なかった機能がもう実装されたんですね」という声をいただくことが本当に多いです。
本当にイノベーティブな環境だなという感じがしています。笑



連携する上で欠かせないコミュニケーションにおいて意識してることはありますか?

Sakumasu
僕たちPSMのメンバーは、お客様と直接お話しますし、オンラインでお会いする際は基本的に録画しています。
なので、録画データをそのままPMであるKaseさんに渡して、そこからエンジニアさんに伝えていただくなどして、お客様の声がプロダクトに関わる全体に伝わるような仕組み作りをしています。

他にもマーケティング観点(市場とのコミュニケーション)だと、広告のコンセプト設計やABテストなどを通して、キーワードや画像などのクリエイティブで反応が良いものと悪いものをはっきりさせることで、インサイトを特定しながらより効果的な施策実施を行っています。



「AnyX」を開発する上で特に難しいことはなんですか?

Kase
グローバル展開を前提としたプロダクト開発ですかね。
プロダクトローンチの時からグローバル展開をすることが決まっているので、日本だけなど1つの国だけをターゲットにしているプロダクトとは全く違う開発の動き方をする必要があります。

国によって市場の成熟度合いやどんなクライアントさんがいるかも変わるので、どこの誰のどんな問題を解決しにいくのか、そのためにどんな機能を開発して公開するのか、考えるべきことも関係する人も多いので、特にこの点を意識をしながら優先順位をつけて開発しています。



今後の注力ポイントを教えてください

Kase
開発する側からすると、「顧客の課題は何か」と言う起点がなければプロダクトを進化させていくことはできないので、開発サイドの自分達がお客様の声をどれだけ聞けるかが鍵であると考えています。
また、お客様が認識している課題が必ずしも本質的な課題であるとも限らないので、現場の声を理解した上で、本質的な課題は何か、その課題に対する解決策はこれが最適なのか、などのマーケティングチームとの密なやり取りが重要です。

なので、今こうやって録画とかもシェアしていただいてますけど、ビジネスサイドとテックサイドの連携は今後さらに強めていこうと思っています。


Sakumasu
そうですね、かなり重要ですね。

我々がメインとするお客様は誰なのか、関わる全員が具体的に同じ輪郭を描けるくらいイメージを共有することで初めて、同じ方向を向いてディスカッションできると思います。

これからもビジネスサイドがしっかり事実ベースでお客様の声を届けて、ディスカッションできる環境を引き続き作っていきます。

また、想像して仮定することは重要ですが、思い込みもどこかで発生してしまうと思うので、明確なファクトに基づいた仮説を立てることで着実に検証していきたいですね。
開発をしてくれているテックサイドと一緒にこういった取り組みをやっていきます。



最後に、AnyXで実現したい世界観と今後の野望を教えてください

Sakumasu
AnyXはEC事業者様やいわゆるコマース領域に対して提供していくサービスなので、これを世界のコマースインフラとなるプロダクトにしていきたいと思っています。
先ほどお伝えしたようにAnyXは、4Pをコントロールできたり、業務効率化を図れたり、新しいEC事業者としての働き方やマーケティングのやり方を提供してくれるツールだと思っています。

それを使っていて当たり前だ、というレベルで浸透させて、さらに新しい機能を作ったり、新しいマーケティング手法を試したり、という風に発展させていくことで、これからもアップデートされ続ける価値を市場に提供していきたいと思っています。


Kase
AnyXは、Sakumasuさんが言っているように広大なビジョンのもとに作っていっているプロダクトで、そこにおいてのPMの役目はビジネスサイドから吸収したものをどんどん実現していくことだと思っています。

これからも連携を強くして、僕らの開発を通してビジョン実現に近づけていくことを目指していきます!


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