AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、タイで輸入販売事業を行うSino-Pacific Trading社が取り扱う、米国発のスパイス・調味料ブランド「McCormick(マコーミック)」に対し、当社のECマネジメントプラットフォーム「AnyX」を活用したECオペレーション支援を2025年1月より提供しています。その結果、McCormickのタイにおけるEC売上は前年比約3.1倍*1へと大幅に伸長しました。
*1:2024年1-10月と2025年1−10月のECにおけるGMV(流通総額)の比較
■Sino-Pacific社について
Sino-Pacific社は、50年以上前にバンホーテンココアパウダーのタイの輸入代理店としてスタートしました。チョコレート、スナック、飲料、工業製品など、多岐にわたる食品・菓子製品を取り扱うタイの輸入代理店です。
■「McCormick」について
「McCormick」は、130年以上の歴史を持つ米国発のスパイス・調味料ブランドで、現在は170以上の国と地域で商品を展開しています。高品質なスパイス、シーズニング、ソースなどを提供し、多様な食文化を支えるブランドとして知られています。タイ国内におけるMcCormick製品の取り扱いは、Sino-Pacific Trading(Thailand)Co., Ltd.が行っています。
■背景
タイの調味料市場は競争が激しく、特にShopeeやLazadaなどの主要ECモールでは、店舗運営の最適化が売上成長の鍵となっています。McCormickは、以下のような課題を感じており、EC運営の効率化と販売最大化を図るため、当社のAnyXおよびAnyChatを導入しました。
- 複数チャネルに分散した受注・在庫・広告データの統合
- モール別のマーケティング施策の立案と実行
- 顧客対応のスピードと品質の向上
■支援内容
AnyX
- Shopee、Lazadaといった複数のECチャネルのデータを一元管理
- 売上、商品トレンド、広告成果、顧客行動をリアルタイムで可視化
オペレーション
- タイ市場の消費者行動に基づくデータ分析
- チャネル別の戦略立案と施策実行
- キャンペーンのリアルタイム最適化
- ECストアの改善支援
■主な成果
- ECのGMV(流通総額)
前年比約3.1倍(+283%)
- 注文件数
前年比約2.8倍(+177%)
- コンバージョン率
2024年 4.7% → 2025年 6.8%(約1.4倍)
(2024年1-10月と2025年1−10月の比較)
■ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」

ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」はECモールや自社ECサイトなど、複数の販売チャネルを一元管理することで、EC運営を支えるECマネジメントプラットフォームです。業務効率化×データ活用、豊富な実績を元にした運用支援、各国・市場のローカルの知見を生かした越境展開・海外販売まで、EC事業の成長に向けた幅広いソリューションを提供します。
URL:https://any-x.com/ja/
■AnyMind Groupについて

AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。EC・マーケティング・生産管理・物流などの領域で、11個のプラットフォームやソリューション展開。プラットフォームとオペレーション支援を組み合わせた「BPaaS」(Business Process as a Service)モデルで提供することで、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献します。東証グロース上場(証券コード:5027)。
URL :https://anymindgroup.com/ja/