AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、データ&AI統合活用プラットフォーム「AnyAI」に「動的グラフ生成機能」を追加しました。専門的なプログラミングやクエリ*1の知識がなくても、自然言語でデータ分析を依頼し、瞬時にグラフや表といったビジュアルレポートを生成できます。企業の業務効率の向上と、迅速な意思決定を支援します。
*1:データベースに対する指示や問い合わせ。
■背景
変化の激しい現代のビジネス環境において、企業のデータ収集・活用が進む中、膨大な情報を適切に整理し、迅速な意思決定につなげることの重要性が一層高まっています。しかし、データの抽出や可視化にはSQL*2などの専門知識が必要であり、多くの企業で課題となっています。こうした課題を解決するため、当社は大規模言語モデル(LLM)と検索拡張生成(RAG)技術を活用し、誰でも直感的にデータ分析ができる機能を開発しました。
グローバルに事業を展開する企業に対しても、国や地域を越え、複数の事業領域にまたがる複雑なデータの収集・活用を実現し、当社の強みを活かして支援します。
*2:Structured Query Language。データベースから情報を取得、追加、更新、削除するためのプログラミング言語
■「動的グラフ生成機能」について
「AnyAI」は、ブランド企業や当社が保有するデータと接続された多彩な機能によって、さまざまなデータ分析の柔軟性と効率化を提供します。
本機能は、日常的なデータ分析や特別なパターンでのデータ抽出と可視化を効率的に行い、ビジネスにおける意思決定の高速化を実現します。
〈特徴〉
自然言語入力:SQLやプログラミングの知識がなくても、分析したい内容を自然言語で入力可能
自動データ解析:入力内容を解析し、Text-To-SQLやRAGに基づいて最適なデータを瞬時に取得し、動的グラフや表として可視化
チャットベースの会話型分析:チャット画面上で追加の分析依頼が可能
チャット履歴を活用した応答:過去の分析内容を踏まえ、会話ごとにカスタマイズされた応答を行い、スムーズなデータ探索をサポート。複数の会話で異なる履歴の管理も可能
〈導入メリット〉
業務効率の向上:レポート作成の時間と手間を大幅に削減
迅速な意思決定:リアルタイムでデータを分析し、最新の情報をもとに迅速な判断が可能
属人化の解消:専門知識がなくても、誰でも高度なデータ分析を実施可能
信頼性と精度:高度なRAG技術により、データの信頼性と分析結果の精度を向上
デモ動画
■AnyMind Group Managing Director, Product Development 竹本 龍司のコメント
「動的グラフ生成機能」の導入により、企業はデータ活用の障壁を一層低減し、迅速かつ的確な意思決定が可能となります。当社は今後も、最先端技術の活用と革新的な技術追求により、企業のデータドリブンな事業活動に寄与する多様なソリューションの開発・提供に注力してまいります。
◾️データ&AI活用プラットフォーム「AnyAI」

AnyMind Groupが事業を通じて蓄積した知見やデータを、各企業独自データと組み合わせてカスタマイズした最適なかたちで提供するカスタマイズ型AIソリューション。LLMや生成AIをはじめとした最先端技術を活用し、データの集積・可視化・インサイト導出・画像/動画生成といったさまざまな機能を提供し、経営・マーケティング活動のあらゆるシーンで効率化から高度化まで、AI活用によるビジネスの成長を実現します。
URL:https://anyai.jp/
■AnyMind Groupについて

AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。EC・マーケティング・生産管理・物流などの領域で、11個のプラットフォームやソリューションを展開。プラットフォームとオペレーション支援を組み合わせた「BPaaS」(Business Process as a Service)モデルで提供することで、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献します。東証グロース上場(証券コード:5027)。