<目的> 新商品「EOS M100」発売における商品の認知最大化と話題化。 本目的達成のためにAdAsia Premium Marketplaceを通じた動画広告と、YouTube上でのAdAsia Digital Bidder、およびスナップ写真を使ったフォトコンテストに絡めたデジタル広告施策などを展開。
<戦略・概要> キヤノンが発売したBluetoothとWi-Fi接続機能を搭載したコンパクトミラーレスカメラの新商品「Canon EOS M100」のローンチに合わせたプロモーションを実施。 今回のプロモーションは本商品発売後の11月から12月にかけて、タイ、インドネシア、台湾、シンガポール、マレーシア、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、香港で同時に展開。 本施策においてはAdAsia Premium MarketplaceとYouTubeを通じて、商品に興味関心を持つユーザー向けに動画広告とディスプレイ広告を配信することで、ブランド・商品の認知拡大を図りました。
またその後の次のステップとして自身のコーディネートを投稿してもらうフォトコンテストへの参加を促す広告施策も展開。(@ SNAPSHOT:https://snapshot.canon-asia.com)
表示される広告には縦型のフォーマットを使用し、WEBサイト内における自然な形での動画コンテンツへの接触を促したことで、ユーザー体験を阻害することなく広告クリエイティブの効果最大化を図りました。 その結果、本施策を通じて、さまざまなチャネルでの認知度向上に貢献しました。 また今回のメインターゲットはカメラに興味関心のある18歳から55歳までの男女でした。(プロカメラマンは除く)
<3つのフェーズにおける施策展開> Phase1. プレミアム媒体とYouTubeのオーディエンスデータを活用し、興味関心層にターゲティングを行い、新商品に関するティザー動画を配信
Phase2. リターゲティングを活用し、興味関心層向けにフォトコンテストへの参加を促す広告コンテンツを配信
Phase3. プレミアム媒体を通じてユーザー向けにバナー広告を配信
<結果> 本プロモーションは当初の想定KPIを超える結果を達成。
・バナー広告に関しては、目標の185%と高いCPCレートを達成。またフィリピン、インドネシア、ミャンマーが特にコンバージョン率が高い結果に。 ・AdAsia Premium Marketplaceのパフォーマンスにおいてはビュースルーレート103%を達成。
<インサイト・考察> ・ほとんどのクリエイティブのサイズは300×250で展開し、特に11時〜17時と20時〜22時の時間帯に好反応が得られた。 ・YouTubeとAdAsia Premium Marketplaceにおいて、Phase1ではインプレッションが高かったのに対して、Phase2ではコンバージョン率が高かった。 ・バナーはWEBへの流入を増加させ、ポストビューコンバージョン(広告バナーに接触してからコンバージョンに至った数)の増加に好影響を与えた。
【キヤノンについて】 キヤノンはカメラをはじめとしたカメラ、ビデオをはじめとする映像機器のリーディングカンパニーです。Canon Singapore Pte. Ltd.(https://sg.canon/en/consumer)は、南アジア・ASEAN地域における販売、マーケティング、戦略設計などを行うヘッドクォーターです。また同社はシンガポール国内市場のほか、インド、マレーシア、タイ、ベトナムの子会社を含む22の地域をカバーしています。 親会社であるキヤノン株式会社は、300社以上の海外拠点を展開しており、全世界で20万人近くの従業員を擁しています。同社はテクノロジーとイノベーションの発展に力を入れており、毎年総売上の8%以上を研究開発に費やしています。また同社は世界で考えても、過去20年間で最も多くの特許を取得した企業の一つです。