台湾のウェブメディア「康健」(読み:kang jian)」の収益向上に関する取り組み事例をご紹介します。同メディアは、メディア・モバイルアプリグロースプラットフォーム「AnyManager」を活用することで、追加の宣伝・広告施策を行わずに、既存のトラフィック(ユーザーがウェブサイトに訪問した回数・セッション数)を生かして、収益向上することに成功しました。
背景
「康健」は台湾で広く知られている健康情報を提供するウェブメディアです。健康的な生活を送るために役立つ情報やノウハウを共有するプラットフォームとして成長しています。今回、同メディアでは、既存のトラフィックを生かして新たな収益源を産み出す方法を模索されていました。
取り組み
収益向上のために以下の取り組みを行いました。
- 動画広告の強化:高収益が期待できる動画広告を導入し、CPM(Cost Per Milleミル)*1を向上させ、動画広告による収益の最大化を目指しました
- 複数の広告ネットワークと広告枠追加:ユーザーの行動や同メディアの目標に合わせて新しい広告枠を追加し、複数の広告ネットワークを活用して収益の最大化を目指しました
結果
上記の取り組みにより、「康健」は2023年第4四半期に前年同期比で収益率104%成長を達成しました。特に、CPMの高い動画広告が収益増加に大きく貢献しました。ユーザーの行動や好みをしっかりと把握し、最適な収益化手法を組み合わせることで、既存のトラフィックから最大限の価値を引き出すことが可能になりました。今後は、今後は、当社の広告ネットワークを生かし、全体の収益をさらに高める予定です。
*1:WEB広告1000回表示にかかる広告費用/WEB広告1000回表示ごとに課金する出稿形式