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電通デジタル | インフルエンサーやキャンペーン施策を定量的に分析することで、PDCAサイクルを加速!データを活用した戦略の勝ちパターンとは

国内最大級のデジタルマーケティング企業である電通デジタルの渡邊氏と魚氏にインタビュー

電通デジタルは、データとテクノロジーを駆使した次世代マーケティングの戦略策定・実行、その基盤となるITプラットフォームの設計・構築、クライアント企業の事業革新を支援するDXコンサルティングなどのサービスを提供する国内最大級の総合デジタルファームです。

インフルエンサーマーケティング領域においては、当社と共同でブランド企業に対して包括的なマーケティング戦略の提案から施策の実装、そして結果の分析まで行っています。
今回は、電通デジタルが感じるインフルエンサーマーケティングの課題やAnyTagの活用方法、今後の狙いについてメディア&コミュニケーションアカウントプランナーの渡邊様と魚様にお話を伺いました。

電通デジタルについて

国内最大級の総合デジタルファームとして、データとテクノロジーを駆使した次世代マーケティングの戦略策定・実行、その基盤となるITプラットフォームの設計・構築、クライアント企業の事業革新を支援するDXコンサルティングなどのサービスを提供。国内外の企業との緊密なパートナーシップのもと、高度な専門性と統合力により、クライアント企業の事業成長に貢献しています。

渡邉 理沙氏

メディア&コミュニケーション アカウントプランナー

2014年にデジタルマーケティングを主に行う事業会社で広告主としての経験を積み、2017年からは総合代理店の営業として統合的な施策をリード。2021年から現職にて主に化粧品やヘアケア領域の日用品を担当。現在はプランナーとして、日用品のクライアント企業を中心にメディアプランニングを行う。

魚 禎恩氏

メディア&コミュニケーション アカウントプランナー

2017年にPR会社にて、外資系のスキンケアブランドや若年層向けブランド、食料品ブランドなどのプロモーションを担当。PR施策を手掛ける中で、デジタル分野での経験を広げることを望み、2020年に電通デジタルに入社。現在、関西を拠点に化粧品やライフスタイルにおける消費材を担当。インフルエンサーマーケティングを含めた幅広いデジタル戦略の立案や実装を行う。

インフルエンサー施策の定量的なデータを明確に捉えることが必要

従来のインフルエンサーマーケティングが抱える課題について教えてください

魚氏
インフルエンサーマーケティングは、PDCAのサイクルを回すことが難しい領域です。広告とは異なり、その商品が受け入れられるかは、シーズンや活用シーン、さらにはターゲットによって大きく変化します。このような領域では、ニーズを正しく理解するプランニング力と、実際に行った施策結果から得た知見やデータを活用し次に生かすアクション力が必要かと思います。

渡邉氏
私も同じようなPDCAの課題があると思います。一方で、インフルエンサー施策において、評価の良し悪しを判断する際には、数値化が非常に重要です。しかし、数値を可視化することは難しく課題になっていると感じています。

数値の可視化が困難な場合、全体の戦略のなかでどのSNSにどのくらいの予算を投下し、どのくらいの結果が得られるのか予測することが難しくなります。

他のSNSも含めた統合的な提案をするためにも、インフルエンサー施策の定量的なデータを明確に捉えることが必要になります。

単発のキャンペーンではなく、中長期で特定の指標を追うことができる

AnyTagを活用することでどのようなメリットがありますか?

魚氏
AnyTagの活用によるメリットは、数値化された施策結果を横展開できる点です。複数のブランドを持つクライアント企業にとって、各ブランドの過去のデータを横断的に比較することができるため、他のブランドでの施策の成功事例や失敗事例を活かすことができます。数値化された結果を分析することで、根拠のある次の戦略を立てることができ、PDCAサイクルを早く回すことができます。

渡邉氏
AnyTagの活用だけでなく、AnyMindと仕事をすることで、一つの施策に対して、実施目的に応じた評価指標を具体的に提示いただけます。さまざまな施策の分析結果をもとに、単発のキャンペーンではなく、中長期で特定の指標を追っていくような提案がしやすくなりました。



インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」。キャスティングから、ハッシュタグ分析、競合分析も可能※ダッシュボード画像はダミーの数値になります。

アイデア出しのためのインプット

普段の業務の中でどのようにAnyTagを使用されていますか?

渡邉氏
具体的には、ライトな分析や情報収集に活用しています。例えば、特定のインフルエンサーについて詳細な情報を知りたい場合や、年代の比率などのデータを確認したい場合に、手元で簡単にデータを参照しています。

インフルエンサーの過去の投稿も見ることができるため、過去のパフォーマンスをチェックする場合もあります。AnyTagの活用により、業務効率が向上し、施策の精度や即時性も高まりました。

魚氏
私は、世の中で何が起こっているのか、どのような発言やトレンドが存在しているのかを把握するために活用しています。アイデア出しのためのインプットといったイメージです。自分自身でトレンドを探そうとすると、SNSのチェックなどには大きな労力がかかりますが、AnyTagを自分達でも活用できるというのは非常に良い点だと思っています。また、過去のデータや投稿の効果を網羅的に簡単に把握できるため、よく活用しています。

ブランドにあった勝ちパターンを作っていく

今後AnyTagやAnyMindにどのようなことを期待しますか?

渡邉氏
今後もAnyMindと一緒に、データに基づく緻密な分析により、施策のロジックをより堅固に築き上げ、より効果の高い施策を作っていきます。また、他のインフルエンサー会社が行っていないような、世の中の動きや実際の購買とインフルエンサーマーケティング施策との相関関係をより詳細に捉えていき、勝ちパターンを一緒に作っていきたいと思います。今後もクライアント企業にとって唯一無二の価値となるソリューションを提供していきます。

魚氏
特に同じクライアント企業内でも、ブランドによって勝ちパターンが異なったり、タイミングによっても異なる場合があると思います。さまざまな施策における数値データを積極的に蓄積することで、そのブランドにあった勝ちパターンを作っていけたらと思います。

また、AnyMindはAnyTagを通して多くのインフルエンサーやインフルエンサーコミュニティを抱えているかと思います。インフルエンサーはその名前の通り、強力な影響力を持つ人です。インフルエンサーを広告の枠組みとして捉えるのではなく、個人として捉え、一緒に社会に対して影響をどう及ぼすかを、クライアント企業とAnyMindと一緒に共創していきたいと思います。

■インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」とは

AnyTagはインサイト分析を元にしたインフルエンサー選定・キャスティング、キャンペーン実施時のインサイト分析・投稿のリアルタイムレポートなどのサービスを提供しているほか、クライアントのSNSアカウントと連携することで、企業向けSNS運用管理ツールとしてもご利用いただけるインフルエンサーマーケティングプラットフォームです。また、これらの機能が1つのプラットフォーム上で管理できるため、蓄積したデータをシームレスに活用していくことが可能です。AnyTagは2023年3月末時点で世界45以上の国・地域から57万人以上のインフルエンサーへのアクセスが可能となっています。
URL:https://anytag.jp/

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