今回は急成長中のパブリッシャーグロース事業部(以下PG事業部)を引っ張る2人の事業部長、Web Growth チームのKazumaとApp GrowthチームのSakumasuに、入社のきっかけや事業部としての成長、メンバーの特徴や今後の展望を語ってもらいました! 皆様のヒントになれば幸いです!是非最後までご覧ください!
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今回インタビューに協力してくれたメンバーを簡単にご紹介
Kazuma. W
2017年同志社大学卒業後、ソフトバンク株式会社に新卒で入社し、SMB企業向けの法人直販営業に従事し、Saasプロダクトやデジタルマーケティングまで幅広いITソリューションの提案活動を経験。 2019年1月にAnyMindに中途で入社し、パブリッシャーグロース事業部傘下の子会社、株式会社フォーエム(以下、フォーエム)に出向し、大手出版社や新聞社のメディアグロースパートナーとしてコンサルティング業務を行う。2019年10月にマネージャーへ昇格し、同事業部の事業部長を務める傍ら、子会社株式会社フォーエム取締役を兼任。
S. Sakumasu
2017年東北大学経済学部卒業。グリー株式会社に新卒で入社後、Glossom株式会社へ出向し、GREE News事業責任者と事業開発部のマネジャーを兼任。 2020年4月にAnyMindに中途で入社し、パブリッシャーグロース事業部App Growthチームを立ち上げ、同事業部の事業部長を務める傍ら、子会社株式会社フォーエム取締役を兼任。
Web GrowthとApp Growthの2つの組織から成るPublisher Growth事業部
PG事業部のこれまでを教えてください
Kazuma 2009年に創業したフォーエムがAnyMind Groupにジョインしたのは2017年の10月になります。 僕自身は2019年1月にAnyMindにジョインしています。 これまでのフォーエムおよびPG事業部は、職人の集団かつとても堅実な組織だったので、パブリッシャー様の事業成長に貢献し信頼されている組織だったのですが、堅実が故にまだまだこれからという状況だったかなと思います。 フォーエムの詳細はこちら Sakumasu 僕は2020年4月にAnyMindに入社しました。 入社後にモバイルアプリの立ち上げや成長支援を一環で行う現在のApp Growthチームを新設し、継続して担当しています。 App Growthチームでは、アプリの開発者や運営者の収益を上げるような、いわゆるマネタイズの領域を主に支援しています。 それ以外にもユーザー獲得のサポートはもちろん、継続利用に向けてアクティベーションのマーケティング支援やグローバル展開の支援など、アプリの運用全般の支援を行なっています。
今お二人は2トップでPG事業部の事業部長をされていますよね。どういったすみ分けで事業部をマネジメントされているのでしょうか?
Sakumasu 例えば僕はApp Growthチームを担当しているのですが他にカスタマーエクスペリエンスチームでの、BtoBとしてのマーケティングや情報発信、リード獲得、カスタマーサクセスなども担当しています。 この横断的な組織でいかに安定的な運用を社内から作っていくか、という点にも注力しています。 またKazumaの場合だと、大手のクライアントと昔からリレーションがあるところに担当としてしっかりとつきながら、新しいメンバーを育成するところに注力したりと、そういうすみ分けで実際にやっています。
クライアントはWebメディアとモバイルアプリ
これまでいろんな変遷があったと思うのですが、今のPG事業部について教えてください
Kazuma フォーエムが元々パブリッシャーにとって必要なサービスを提供している中に、さらにAnyMind のバリューやカルチャーが重なったことで、よりクライアントであるWebメディアの媒体主様に対して貢献できる組織になってきたかなと思います。 AnyMindのValueとは: ・Be Open 「誰にでもオープンマインドであれ。フラットであれ。」 ・Be Bold 「いつでも”ビビらず”大胆に。リスクを恐れず挑戦し続ける。」 ・Move Fastar 「常に早く。誰よりも先に行動する。」 ・Stay Updated 「常に情報を自分から獲りにいく。情報の質が意思決定とその先の成果を決める。」 ・Achieve Together 「同じゴールに向かって共に走り、共に実現する。」
例えばどんなWebメディアを支援しているんですか?
Kazuma お付き合いが長いところでいうと、文藝春秋様やJ-CAST様があげられます。 文藝春秋様の「文春オンライン」に関しては、フォーエムとして立ち上げから現在まで継続してコミットさせていただいており、去年の最高PVが月間6億の媒体にまで育っています。
ー方でApp Growthチームのビジネスの成長はいかがですか?
Sakumasu おかげさまで非常に成長していて、クライアント数自体も伸びていますし、支援できる幅も広がっています。 App Growthチームには、マーケターやグロースハッカーが多く在籍しています。そのため、クライアントが増えるごとに新しい知識や経験が積み上がっていて、ケーパビリティ自体がすごく上がってきています。 その結果、支援できるクライアントの幅や深さがさらに増しており、より濃い組織になってきたことで、なんでもできるなという状況になってきています。 それもあって、自分達でアプリを開発して運営していこうという流れもできてきていて、最近では新しいサービス「Stand App Studio」をローンチしたり、自分達でアプリ開発も行っています。 現時点で、既に30アプリほど作り始めています。(2022年3月現在) AnyMindのメンバーもハマっているようなモバイルアプリゲームも、僕たちが開発し、欧米や中東・アジアなどを含め全世界でダウンロードされていますね。 そういったアプリを自分たちで開発してグロースハックしていくことができるようになったことで、App Growthのビジネスも非常に成長してきています。 脳トレ数字パズルゲーム:マージ・ザ・ナンバーズ
アプリとWebメディアそれぞれの領域における競合優位性
競合他社はいるのでしょうか?
Kazuma 競合はいます。 例えば、僕たちパブリッシャーグロース事業部は、フォーエムとして、GoogleよりGCPPという、日本ではわずか4社しか選ばれていない公式パートナー認証を受けています。 認証を受けている他社との大きな違いとしては、僕たちがミッションとしても掲げている「パブリッシャーの持続可能性を支援し続ける」という点かと思います。 Google GCPPとは: Google Certified Publishing Partner(サイト運営者向けGoogle認定パートナー)の略で、厳しい審査に通過した世界54社(2021年11月時点)のみが認定されている。 なおAnyMind Groupは2021年、全GCPPの中から数社のみが選ばれる「The Innovation Award」を受賞しました。 得意領域である広告・アドテクノロジーの最適化は、もちろん一番の強みですが、それだけでは持続可能性に対しての充分なコミットメントができないと考えています。 なので、個別最適だけではなく全体の最適化、エンゲージメントの最大化、PVを上げる施策などに対してもコミットさせていただいています。今後は、新しい事業をパブリッシャーさんと 共創していくという展開もどんどんやっていきたいなと思います。 Sakumasu App Growthチームにも、もちろん競合はいます。 アプリの領域に関して言うと、マーケティングを支援する会社であれば全て競合になり得るので、数としては多いかと思います。 その中で僕たちに競争優位性がある点としては、大きく2つあります。 1つ目が、僕たちのようにアプリのマーケティングやユーザー獲得、アクティベーション、マネタイズを一気通貫で支援できる会社はあまり存在しないことです。 一気通貫して支援できることや、アプリのマーケターやグロースハッカーと呼ばれる人たちの採用・育成に力を入れてきたことで競争優位性の高いケイパビリティを創出できたと考えています。 2つ目はグローバル展開支援が可能なことです。 アプリはノンバーバルに出せるものが多く、また有形在庫という概念もありません。 そんなアプリを、AnyMindのネットワークを活かしてグローバルに展開することで、急激なユーザー数の増加を狙うことができます。 これら2つの強みにより、他社への競争優位性があるなと認識しています。
共通点は「新しいもの好き」。働くメンバーの特徴とは?
事業部にはどんな方がいますか?
Kazuma 職種で言うと、Web Growthチームは、セールスとアカウントマネージャーに分かれています。 セールスに関しては、デマンドサイドで広告主・代理店に営業するメンバーと、サプライサイドでパブリッシャー開拓をするチームに分かれています。 またアカウントマネージャーに関しては、各人が既存のパブリッシャー様を担当し、それぞれその成長にコミットしています。 全体として若いメンバーは多いですが、業界経験の豊富なシニアの方もいらっしゃるので、組織として盤石だと思います。 またキャラクターに関しては、何に対してもチャレンジングで、かつ素直で誠実なメンバーが多いですね。 あと、思いやりがあるメンバーが多いですかね。 僕たちのビジネスモデル上、クライアント様と並走しながらビジネスを伸ばしていくので、クライアントの担当者様はもちろん、組織の役割や状況を理解し物事を進めていくことが必要不可欠です。 メンバーは皆、そこにしっかりと寄り添ってサポートしてくれているので、そういう意味ではクライアントの想いや成長に対して誠実にコミットしてくれているなと思います。
Sakumasu App Growthチームの職種については、以下の4つのチームがあります。 ①セールス ②グロース(横串で新規営業や既存チームのマーケティングのサポートを行う) ③アカウントマネジメント ④メタバース キャラクターでいうと個性的で変な人が多いです(笑) もっというと、自分の軸を持っている人で、自分なりに夢中になれるポイントを持っている人が多いですね。 個性的でしっかりした考えがあるが故に、自分で考えて行動していけるという意味で自走できる人も多いです。お互いのチームで共通点はありますか?
Kazuma 新しいことが好きなところですかね。 Sakumasu 確かに。 Kazuma テクノロジーの変化はすごく早く、その変化をどこよりも早くクライアントに提供していこうと思っている メンバーがすごく多いので、他社の事例に対する嗅覚はみんなすごく強いです。 Sakumasu AnyMind Valueにもある、「Stay Updated」はすごく強い組織だと思います。 業界のトレンドをそもそもわかっていないと対応や業務ができないですしね。 他社の事例とか自分で作った新しいケーススタディをシェアしてみんなでキャッチアップして、じゃあどうするんだっけ?がすごく早い組織です。 入社したときからその印象が強くありました。 みんなで情報収集してシェアして、みんなが高いレベルで情報を持っていて、その時に全員が知っている基準値のレベルが高いな、と思いました。 全員がしっかりとレベルが高い。 それってすごいなって思っていて、それは今でも続いているというか、もはやPGのカルチャーなんだと思います。
それぞれの事業部長が語る今後の展望
PG事業部のこれからについて教えてください。
Kazuma 数字のところでいうと、ジョインしてからだいたい4年で3倍強くらいの数字にできたので、同等、もしくはそれ以上の成長をあと3年ほどで達成していきたいです。 ビジネスモデル上、クライアント様のレベニューシェアで収益を得ているので、クライアント様の事業が伸びれば僕たちの事業も伸びるという形です。 なので、より一層クライアント様の成長にコミットしていきたいです。 最近クライアント様から3rd party cookieが使えなくなるのでどうしようという話をよくいただくんですよよね。そこに対しては新しいソリューションが出てきているので投資は続けていきます。その他にも、広告以外の売り上げ軸を作っていきたいというお話もいただくので、AnyMindにいるからこそ提供できる価値みたいなものをもっともっと発揮していきたいと思っています。 Sakumasu 僕は、金額・数字が伸びていくことももちろんそうなんですが、どちらかというと状態を気にしています。 理想はApp Growthチームだけで1フロアいるくらいの規模を目指したい。そのくらい事業が成長している方が面白いと思うんですよ。 グロースハッカーしかいないフロアなんて、かっこいいじゃないですか。(笑) それだけ成長したら、今よりももっともっと世界中で戦えると思うし、どんなクライアント様に対してもサービスを提供できると思っているので、そのために今ある事業をどれだけ伸ばせるかですね。 グローバルに支援していく、またはサービスを展開していくというのがベースの事業ばかりなので、世界中のユーザー・世界中のアプリ開発者を支援できる状態を作りたいと思っています。 まずはそこを目指しています。 その目標達成に向けて、業界にはなかなかないビジネスモデルや稀有な組織体を作っていきたいと思っていて、そこをひたむきにやっていくというのが一旦の組織としての展望ですね。
最後に、AnyMindに興味を持っていただいている方や、PG事業部に興味を持っていただいている方に一言お願いします!
Sakumasu 個性的な人をお待ちしています! App Growthチームは世界を舞台にモバイルアプリのマーケターとして戦える環境だと思います。自分のやりたいことやアイディア、情熱を届けていくのが好きな人にとっては良い環境だと思うので、ぜひお待ちしています。 Kazuma 変化を楽しめる人を探しています。 メディアを取り巻く環境は、ポストCookie対応や急速なDX化、プラットフォーマーとの関係性の再定義など、混沌としており、大きな成功をしているプレイヤーは数多くない印象です。 変化をし続け、このゲームチェンジを成功に導いていきたく、このチャレンジを一緒にして頂ける方、ぜひお待ちしております。
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