AnyMindのテック×ビジネスサイド対談!
今回は、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag(エニータグ)」とクリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator(エニークリエイター)」を担当する2人が登場。 プロダクト開発を行うプロダクトマネージャーのE. Murakamiと、「AnyTag」事業の統括を行うK. Yamadaの対談を実施しました! 「AnyTag/AnyCreator」のプロダクトの強みはもちろん、開発チームと現場の営業の密な連携による機能開発の裏側やチームならではこだわり、SNSでのお仕事紹介アプリ内でのシェアNo.1を目指す今後の展望などをお話しております! 是非、最後までご覧ください!YouTube動画はこちら
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今回インタビューに協力してくれたメンバーを簡単にご紹介
K. Yamada:プロフィール
AnyMind Japan執行役員、Product Sales部門 「AnyTag」責任者。 大手IT企業に新卒入社、その後バンコクにおいてAdAsia Holdings(現AnyMind Group)にジョインし、事業立ち上げや営業に従事。日本オフィス異動後もInfluencer Marketing事業部などの立ち上げを経験。
E. Murakami:プロフィール
「AnyTag」/「AnyCreator」/「AnyChat」 Product Manager。 前職では営業やマーケティングの他、支部統括などマネジメントも経験。その後、AnyMindにジョインし、「AnyTag」/「AnyChat」などのPMとして従事。 2022年下半期にプロダクト開発部門でのグローバル最優秀賞を受賞。
インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」について
AnyTagはインサイト分析を元にしたインフルエンサー選定・キャスティング、キャンペーン実施時のインサイト分析・投稿のリアルタイムレポートなどのサービスを提供しているほか、クライアントのSNSアカウントと連携することで、企業向けSNS運用管理ツールとしてもご利用いただけるインフルエンサーマーケティングプラットフォームです。また、これらの機能が1つのプラットフォーム上で管理できるため、蓄積したデータをシームレスに活用していくことが可能です。AnyTagは2023年6月末時点で世界45以上の国・地域から59万人以上のインフルエンサーへのアクセスが可能となっています。 URL:https://anytag.jp/ja/
クリエイターグロースプラットフォーム「AnyCreator」について
AnyCreatorは、チャンネルやアカウントの成長に向けた各種サポートから、ブランドや企業等のPR案件の紹介、アカウント分析機能、「マイリンク」の活用によるオリジナルページの作成まで、クリエイター・インフルエンサー活動をあらゆる角度から支援する新しい形のクリエイターグロースプラットフォームです。上記機能は無料モバイルアプリ(iOS, Android)およびWeb版プラットフォームから利用可能です。 URL:https://any-creator.com/
企業・インフルエンサー・SNSのデータを蓄積し、クリエイターエコノミーの全てを支援
「AnyTag/AnyCreator」を使うとどんなことができるのでしょうか
Murakami AnyTagは、インフルエンサーマーケティングプラットフォームです。InstagramやYouTube、Twitter、TikTokのインフルエンサーの投稿のインサイト情報やフォロワーなどのオーディエンス情報などを蓄積するデータベースとなっています。現在、59万人以上*のインフルエンサーの情報を蓄積し、AnyTag上ではデータに基づいたキャンペーン施策の企画・実施・分析・レポーティングまで全てを行うことができます。 また幅広いキャンペーン施策に対応しており、クーポン配布やURLを使ったトラッキング施策、ギフティングキャンペーンなども実施可能です。 AnyCreatorはクリエイターグロースプラットフォームです。「AnyTagで作ったキャンペーンがクリエイターに表示される場所」とイメージしていただければ分かりやすいですかね。クリエイターやインフルエンサーなどの個人の方が主に使用するので、使いやすいようにスマホから使えるモバイルアプリやWebサイトの形式で提供しています。 *2023年6月末時点
Yamada AnyTagを使っていただくメインのお客様はブランド企業様や広告代理店様です。 その方々が、データに基づいた効果的なインフルエンサーマーケティング施策を実現できるように、AnyTagをご活用いただいています。 インフルエンサーの選定から投稿された後のレポーティングまでフルでデータを活用することで、より再現性高くかつ成果を出せるキャンペーン施策に取り組むことができていると思います。そのためには、インフルエンサーによる投稿の結果、実際にどのくらいまで情報がしっかりと届いているのかのデータを集めて分析し、しっかりとPDCAサイクルを回しながら次の施策に活かしていくことが重要です。 そんなデータドリブンなインフルエンサーマーケティングを、日本だと業界でもかなり早いタイミングから始めました。データも知見も、その頃から溜めてきたことは、AnyMindのかなり大きなアドバンテージだと思っています。
また他にも細かい機能はたくさんあり、SNSの分析ツールとして使っていただいている企業もいらっしゃいますね。 またAnyCreatorに関しては、基本的にインフルエンサーの方々にご利用いただくSNS上のお仕事紹介アプリのようなイメージです。クライアントからの案件をAnyCreatorに掲載し、ユーザーは気に入った案件に手を挙げて参加することができます。 今後、活躍するクリエイターのさらなる成長を支援するべく、ユーザー数を伸ばしAnyCreatorの利用率を上げ、日本でのマーケットを広げていくことが私たちのミッションの1つです。開発チームと現場の営業の密な連携が実現する高速かつ効果的な機能開発
「AnyTag/AnyCreator」の特徴を教えてください
Murakami 一番の特徴としては、AnyTag/AnyCreatorがAnyMindのプロダクトの中でも特に海外のチームで使われてる点ですね。 そのほかAnyCreatorに関しては、現時点でAnyMindのプロダクトで唯一、個人向けであるということです。 毎日40人ほどの新規ユーザーにご登録いただいているため、UI改善を行った際や新規公開した施策などが、何百人・何千人に使ってもらえることで、より多くのユーザーの反応からフィードバック得て改善していくことができる点が、開発側から見た他のプロダクトと違った面でのやりがいかなと思ってます。 Yamada 現場としては、代理店様や広告主様と距離が近く、またユーザーであるクリエイターとも直接のやりとりがあるので、「AnyTag/AnyCreatorを使ってみてどうか」という声がすごく届きやすく、開発に生かしやすいところが特徴です。 さらに、私はちょうどMurakamiさんと背中を合わせくらいの近い位置に席があるので、「こう変えて欲しい」「こういう機能があったらいいな」「ここちょっと分かりづらいな」というような広告主様・代理店様・インフルエンサーの方々からのフィードバックを直接プロダクト開発チームのMurakamiさんに伝えることができます。 このプロダクト開発と営業サイドの距離感の近さがプロダクト改修のスピードを上げていて、すごく良い環境にあるなとに思ってます。 Murakami Yamadaさんのチームの方が、インフルエンサーやクリエイターの方々からの問い合わせを直接受けて、実際のフィードバックを共有してくださいますし、口頭でのコミュニケーションも活発に行っているので、ユーザーの背景まで理解した上での使用感をイメージしやすくなります。 現場メンバーとの密なコミュニケーションでユーザー理解の具体度が上がることで、より大きな価値を提供するための開発がしやすいですね。 Yamada そう言ってもらえるのは、とても嬉しいですね。 あと、開発と現場の距離が近いさはもちろん、開発チーム内でもPMがエンジニアに依頼してからの対応スピードもかなり早くて、依頼したことがあっという間に形になっているイメージがあります。 その圧倒的なスピードを可能にするエンジニアチームがグローバルに存在するのも強みだな、とも思うのですが、開発側のMurakamiさんはどう思いますか? Murakami そこも強みの1つだと思っています。 エンジニアの技術力が高いことも理由のひとつですが、それ以上にエンジニアのビジネス理解が深いことが大きいです。 使われる実際の現場を具体的に想定して、「この場合でも使用するのであれば、もっとこうした方がいいのでは」などとたくさん提案をしてくれるので、ビジネス・機能開発の背景やお客さんが欲しいものを共有するのもかなり楽しいです。 Yamada 私が、Murakamiさんのすごいなと思うところが、ユーザー視点で最善の選択をしているところです。 普通、自分が良いと思って開発したプロダクトに対して、ここは変えてほしいなどのフィードバックをもらったら、嫌な気持ちになる人も多いと思うんですよ。 でもMurakamiさんは、プロダクト愛が誰よりも強いのはもちろん、そのプロダクトを使うユーザー視点で考えてくれる人だと思います。 チームとしてベストを尽くして作った機能をユーザーさんが使った結果、こういうところを変更してほしいと依頼があったとします。その時にMurakamiさんは、ユーザーの声に素直に耳を傾けて、「次どうしたらいいんだろう?」と考えてくれる人なので、「より多くのユーザーに使ってもらえるプロダクトを作る」という共通のゴールに向けて、一緒に仕事をしやすいなと感じます。 そこも評価されてか、グローバルの開発部門の優秀賞も受賞していて…!! Murakami 皆さんのおかげです!ありがとうございます笑 評価していただけて、とっても嬉しいです。
Ignite 2022にてAnyMiind Japan CHROのMizutaniと共に開発する上での難しいポイントはなんですか?
Murakami 難しいところは、機能開発の優先順位付けですね。 AnyMindのプロダクトはグローバルで使われているので、各国の市場やトレンドも把握した上でより大きな価値を提供できる機能開発を行っていく必要があります。 私が日本にいることもあり、日本のメンバーは席が近いので、機能リクエストの背景や希望する機能の詳細を口頭ベースで詳しく聞くことができて、背景や目的などの理解がしやすいです。 その一方、海外メンバーからのリクエストはテキストベースで送られてくることが多いので、どういう背景があって、なぜ欲しいのかが見えづらくなりがちです。 そのため、それも含めて検討して開発の優先順位を決めることは難しいなと思いますし、特に意識を向けています。
支援の幅を広げて目指すはSNSのお仕事紹介アプリ内シェアNo.1
プロダクトをより成長させていくために今後どこに注力していく予定ですか?
Murakami 現在会社として特に、公募型の案件とか成果報酬型の案件数を増やしていくのが良いのではという方向になっています。 案件数を増やしていくにあたり、プラットフォームとして増やすべき機能はまだまだあると考えているので、AnyTagを使った案件を依頼したくなるように、サポートできる幅を増やしていきたいと思っています。 Yamada AnyCreatorの登録者数を増やしていくことが、ここ2-3年の大きなミッションだと思っています。 そのためには、インフルエンサーの方々が使いたくなるアプリを作っていくことが重要です。私たちビジネスサイドとしては、インフルエンサーの方々が受けたい案件をしっかり取ってきて、常にAnyCreator上に表示されている状態を作ることが鍵になるかなと思うので、そこに注力をしていきたいなと思ってます。
では、最後に今後の野望や目指す世界観を教えてください!
Yamada 私はここ2-3年で、AnyCreatorというアプリをSNSでのお仕事紹介アプリ内でのシェアNo.1を取れるアプリにしていきたいと思います。 Murakami ビジネスサイドと活発なコミュニケーションを取って市場に求められている機能開発を行っていきます。 また、AnyTagとAntyCreatorは世界中で使われているプラットフォームなので、ビジネスサイドと協力して、アジアでも日本でも売り上げを伸ばしていきたいなと思っています!