AnyMind Group株式会社（読み：エニーマインドグループ、代表取締役CEO：十河 宏輔、以下「当社」）は、インド・バンガロールにおいて、AIに関する研究・開発のグローバル展開を推進するための研究開発チーム「AI Lab」を増設いたしました。これにより、日本のみならず、インドにおいても、新たに研究開発チームを組成し、AIに関する研究・開発のグローバル展開を推進することで、価値提供を強化してまいります。 2023年4月に発足した開発チーム「AnyMind LLM Lab」は、AI/LLM技術のさらなる活用を目指し、「AI Lab」との統合を行いました。
■インドにおける「AI Lab」増設の背景と目的
当社はこれまでアジア14ヵ国・地域21拠点において、1,000社を超える企業のECおよびマーケティング分野に関する支援を行ってまいりました。この度、AI関連技術の研究開発をさらに強化するため、インドのバンガロールに新たな開発チームを組織し、AIエンジニアやデータサイエンティストの採用を強化いたします。インドには、技術分野において優れたAIエンジニアやデータサイエンスに関する人材が豊富に存在しているだけでなく、英語話者も多いためグローバル展開に適した地域であると考えています。 「AI Lab」の設立に伴い、当社が保有するインフルエンサーマーケティング、オンライン広告、ECサイト・モール、物流などに関連するあらゆるデータを、AIを活用し、より詳細に分析することで、分析機能とオペレーション能力を一層強化してまいります。これにより、当社プラットフォームへの機能実装をはじめ、グローバルでのサービス展開を加速し、社内外のステークホルダーに対してより高い価値を提供してまいります。
■「AI Lab」活動概要
本取り組みにおいては下記のような取り組みを推進しております。共同の取り組みに興味がございましたら、是非お気軽にお声がけください。 ———- ・AnyMind Groupが展開する各プラットフォームへのLLM/生成系AIサービスの導入・検証 ・LLM/ML技術を活用した新規事業・プロダクト開発機会の模索 ・自社ECサイト・ECモールにおける注文・出荷などの各種データとの連携による、売上収益最大化及び限界利益最大化に向けた機会の検討 ・各プラットフォームと連携した、新規顧客獲得の効率化及びLTVの最大化 ・テキストと画像の取り込みによる、各SNSプラットフォームデータとの連携、分析、データ活用の模索 等 ———- ＜例：EC展開商品の販売促進に向けた活用＞
①展開商品の購買情報及びSNSでの口コミデータを「AnyX」及び「AnyTag」にて抽出 ②ChatGPTの活用により、ユーザーの購買行動・口コミの傾向を割り出し、グルーピングを実施 ③下記アウトプット及びマーケティング施策改善に活用 ・デザイン・価格・機能など、複数の訴求軸からのポイント割り出しによるマーケティングプラン策定 ・オンライン・SNS広告クリエイティブの制作・文言策定への活用 ・抽出データと当社実績データを元にした最適なインフルエンサーの選定・キャスティング ・抽出データと当社知見を元にした動画広告向けシナリオ制作 ・抽出データと当社実績・知見を元にした、効果的なSNS投稿内容の導出
＜活用・技術実装を推進している予定の当社プラットフォーム＞ ・ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」 ・ 会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」 ・インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」
※他プラットフォームにおいても、順次LLM/ML技術の利活用を推進予定
■Managing Director of Product Development 竹本 龍司のコメント
この度「AI Lab」のさらなる強化に向けて、バンガロールにおいてもチームを組成しました。この開発チームの強化により、さまざまなデータを素早く解析することで、当社プラットフォームをより強化し、グローバルな提供価値の最大化を迅速に図っていきたいと考えています。今後も当社はAI技術を活用し、プラットフォームの強化と業務効率の向上を図り、クライアントに対して事業成長を支援する価値ある支援を行っていきます。
■「AI Lab」に関する求人情報
職種：Machine Learning Engineer 詳細はこちらからご覧ください。
