CEO Message
代表メッセージ
株主・投資家のみなさまへ

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
創業10周年を迎えた当社の現状と今後の展望についてご報告申し上げます。
当社は2016年にシンガポールで創業し、EC・マーケティング・ライブコマース・物流からオフライン流通までを横断する独自プラットフォームを提供しております。データとオペレーションを一体提供する「BPaaS(Business Process as a Service)」モデルを通じてブランド企業の成長を支援しており、アジア各国のローカルネットワークとグローバル共通プロダクトの両立が当社の大きな優位性です。
2026年度通期の売上収益は573億円、売上総利益は219億円となりました。当社が最重要の業績指標とする売上総利益の成長率においては、2017年から2025年の年平均成長率(CAGR)38%と、堅調に推移しております。2016年の創業以来、8期連続の増収と安定した収益性を実現しております。
Become the world's new gen business infrastructure
– 世界の次世代ビジネスインフラになる –
2016年にAnyMindを創業してから、走り続けて10年が経ちました。
アジアを起点とした私たちの挑戦は、いまや15の国・地域へと広がり、海外売上比率は約50%、そして海外拠点で働く仲間は全社の約70%を占めるまでに成長いたしました。日本の企業でありながらアジアに深く根を張り、「世界で稼ぐ企業」となるための道のりにおいて、私たちは今、まさにその途上にあります。
この10周年という大きな節目を迎え、私たちは「世界の次世代ビジネスインフラになる」という新たな目指すべき姿を設定いたしました。
分かりやすく申し上げれば、私たちが目指すのは「次世代の総合商社」です。かつて日本の総合商社が戦後の経済を支え、世界中で外貨を稼ぎ出してきた歴史があります。私たちはその精神を引き継ぎながらも、テクノロジーとAIによって再定義された、新しい形の「グローバル・ビジネスインフラ」を構築してまいります。
事業構造:相互シナジーが生む競争優位性
当社の事業ポートフォリオは、三つの事業が連携し成長を加速させる構造です。売上総利益の約8割を占める法人ブランド支援事業では、マーケティングからEC全般までをアジア全域にて一体で提供しております。これを支えるパブリッシャー支援事業とクリエイター支援事業が、広告ネットワークやクリエイター支援を通じて強力なネットワーク基盤を構築しております。この三事業のシナジーと、アジア全域を網羅するオペレーション体制、そしてデータ駆動のBPaaS支援モデルが、ソーシャルコマース領域における当社の確固たるポジションを形成しております。
さらなる飛躍に向けた成長戦略:「AI Native化」
データ・オペレーション・営業の三位一体による競争優位性
AIの急速な進化により、単体ソフトウェアのみでの差別化は困難な時代を迎えております。しかし、このような環境だからこそ、当社がアジア全域に持つ強固なリアルオペレーション支援体制と、内製による迅速なAI実装力を融合させた「BPaaSモデル」の優位性がさらに拡大いたします。技術と現場のデータを即座にプロダクトへ還元することで、他社が模倣できない製品競争力と支援体制をクライアントに提供しております。
AI駆動による「生産性向上」と「プロダクトの劇的進化」
全社的なAI導入は、開発やマーケティングの生産性を劇的に向上させるとともに、プロダクトそのものをゲームチェンジャーへと進化させております。次世代AIプラットフォーム「AnyLive」「AnyAI OMO」などのプロダクトも続々とローンチし続けています。AI Agentがライブコマースからオンライン、実店舗施策まで、次のアクションを自律的に提示・実行する、従来のデータ可視化ツールとは一線を画すソリューションです。今後もAI Native化を突き詰め、高成長と高収益性を両立させながら企業価値向上を牽引してまいります。
最後に
AIの進化は当社にとって追い風であり、この好機を確実に成長へつなげながら、アジアを中心としたグローバルでの中長期的な高成長と企業価値向上を目指してまいります。株主・投資家の皆様のご期待に応えるべく、経営陣一同全力で取り組んでまいります。引き続きのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
AnyMind Group
CEO and co-founder
Kosuke Sogo
IR Information
次回のIRイベント
2026年12月期第1四半期決算説明会
2026/5/14
