当社、AnyMind Groupが支援しているインドネシアの大手食品・飲料メーカー Indofood社のグループ企業であるPT Indofood CBP Sukses Makmur Tbk（以下「Indofood CBP社」）は、ライブコマース施策により、TikTok Shopでの売上・認知拡大を実現しました。インドネシア代表のサッカー選手をゲストに迎えたライブ配信では、配信日当日の売上が平常比4.2倍(426.82%増)という成果を記録しました。
■Indofood CBP社について
インドネシアの大手食品・飲料メーカー Indofood社のグループ企業です。Indofoodグループの即席麺ブランド「インドミー（Indomie）」は国民食として親しまれているだけでなく、世界各国で販売されるグローバルブランドです。
■課題
シーズン商品である「Ramadan Package」の認知拡大と売上向上
Indofood CBP社はTikTok Shopのアカウント「Rumah Indofood（ルマ・インドフード）」での売上を伸ばすための施策を企画しました。特に、ラマダン向けの食品詰め合わせセット「Ramadan Package」の認知度を高め、購入につなげるかが課題でした。
■施策
サッカー代表選手をゲストに招待したライブコマースを実施
そこで、インドネシア代表の人気選手を起用したライブ配信を企画・運営し、視聴者の関心を引きつけながら販売促進を図りました。
インドネシアでは、サッカー代表チーム（通称：Timnas Indonesia）の人気が非常に高く、試合シーズンや話題の選手の登場時には国中が熱狂するほど注目を集めます。さらに、イスラム教徒が多数を占めるインドネシアでは、ラマダン（断食月）は食品・飲料業界にとって年間で最も重要な商戦期のひとつです。贈答用の食品の購入が増えるため、販売拡大への大きなチャンスとなります。
こうしたタイミングに合わせて、TikTok Shopのアカウント「Rumah Indofood」（ルマ・インドフード）にて、当社は以下の施策を実施しました。
- ライブ配信の企画・運営支援
- スタジオ・機材・配信技術の提供
- プロモーション戦略の立案・実行
- 効果測定・分析
■成果
2,000人超の視聴者を獲得し、売上は4.2倍に
- 視聴者数は2,000人超え
- 通常のライブ配信の平均と比較して売上が4.2倍
- ライブ配信中に「Parsel Indofood」の注文数が増加
Indofood CBP社の取り組みは、ユーザーとのエンゲージメントを高め、多くの接点を生み出した好事例となりました。さらに、商品の特性や時期に合わせた戦略的なアプローチによって、認知拡大と売上の最大化にもつながりました。
